ベルハンマーメタルグリスをエンジンオイルに混ぜるのは安全?ギア&エンジン用途の注意点を解説

車検、メンテナンス

ベルハンマーメタルグリスは極圧性能に優れたグリスで、ギアオイルや乾式クラッチ構造には適していますが、エンジンオイル(特に湿式クラッチ搭載バイク用)への混合使用には注意が必要です。本記事では、安全に使うためのポイントをまとめています。

ギアオイルとの相性は良好

ベルハンマー公式FAQによれば、ギアオイルや乾式クラッチ車のエンジンオイルには5〜10%の添加が推奨されており、ギア部など摩擦が多い箇所での潤滑強化が期待できます:contentReference[oaicite:0]{index=0}。

ギアケースやドライブ系で使用するなら、性能劣化の懸念は少ないと言えます。

湿式クラッチ車のエンジンオイルには非推奨

一方で、湿式クラッチ車のエンジンオイルには絶対に使用しないでくださいと明記されており、滑りの原因になりトラブルを招く恐れがあります:contentReference[oaicite:1]{index=1}。

これはバイクのような構造で特に厳しく、車での使用時も湿式クラッチ搭載車には注意が必要です。

エンジンオイル混合の可否と条件

車両用であれば、ベルハンマー原液タイプならエンジンオイルにも5〜10%添加可能とFAQに記載があります:contentReference[oaicite:2]{index=2}。

ただし、添加はあくまで自己責任となり、「湿式クラッチやトルクコンバータを持つAT/CVT車には使用不可」とされています。

メタルグリスと原液タイプの違い

メタルグリスは金属粉含有のグリスで、エキスパート向け用途(高荷重・高温)に向いていますが、分散性やフィルターへの影響が懸念されるため、エンジンオイルへの混合は推奨されていません

原液タイプはオイルとの相性が考慮されていますが、メタルグリスは用途に応じて使用部位を選ぶのが安全です。

まとめ

● ギアオイルや乾式クラッチのエンジンオイルへの添加は公式で許容(5〜10%)。
● 湿式クラッチ車やCVT/AT車のエンジンオイルには使用不可
● メタルグリスのエンジンオイル混合は避け、使用用途に応じた選択が重要。

ベルハンマー製品を使う際は、車種・駆動系を踏まえた上で、公式FAQの指示に従って安全に活用してください。

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