ダイハツ ミラココアでバッテリー交換後にキーレスが反応しない原因と対処法

車検、メンテナンス

車のバッテリーを交換した後、キーレスエントリーが反応しなくなるトラブルは、意外と多くの車種で報告されています。特にダイハツのミラココア(L675S型)では、バッテリー交換後にキーレスリモコンが無反応になるというケースがあります。この記事では、バッテリー交換後に起こりうるトラブルとその解決方法を詳しく解説します。

バッテリー交換後に起きやすいトラブルの代表例

バッテリー交換直後は、車内のECU(電子制御ユニット)が初期化されることがあります。これにより、一時的にキーレスエントリーの信号が受信されなくなることがあります。

また、バッテリー交換時にバックアップ電源を使わずに電源を完全に遮断してしまうと、リモコンキーのペアリング情報が飛んでしまうこともあります。

キーレスが反応しない原因と確認ポイント

バッテリー交換後にキーレスリモコンが効かなくなった場合、まず以下を確認してください。

  • リモコンの電池が切れていないか
  • リモコンの操作音(ピッ音)が鳴るか
  • 車両側のセントラルロックが手動で作動するか
  • 車両のヒューズ(キーレス関係)が切れていないか

特にヒューズボックス内の「DOOR LOCK」や「ETACS」などと書かれたヒューズを点検するとよいでしょう。

再設定・再同期(リセット)する方法

ダイハツ車では一部のモデルで、バッテリー交換後にキーレスの再登録が必要となる場合があります。以下は一例の操作方法です。

簡易的なリセット方法:
1. キーでドアを開ける
2. エンジンを一度始動→停止
3. ドアをロック→アンロックを何度か繰り返す
4. 再度キーレスボタンを長押し

これで復旧することもありますが、機種や年式によって手順が異なる場合があります。

イモビライザーが関係しているケースも

エンジンがかかるということは、イモビライザー自体は正常に作動している可能性が高いです。しかし、キーレスだけが効かない場合はリモコンの電波受信ユニットやアンテナの不具合、あるいはECUのリセット不良が疑われます。

このようなトラブルがバッテリー交換直後に起こった場合は、まず簡単な初期化を試し、それでも解消しない場合はディーラーや整備工場で診断機にかけるのが安全です。

どうしても復旧しない場合の対策

リモコンキーの再登録が必要な場合、ダイハツ正規ディーラーで専用の診断機(スキャンツール)を使って再設定する必要があります。費用はおおよそ3,000円〜5,000円程度が一般的です。

また、中古のキーレスリモコンを使う場合には、内部のトランスポンダ(イモビチップ)の登録も関わるため、自己流では復旧が困難になることがあります。

まとめ:焦らず原因を一つずつチェックしよう

ダイハツ ミラココアのような軽自動車でも、電装系のトラブルは少しのことで発生します。バッテリー交換後にキーレスが効かないと焦るかもしれませんが、ヒューズや初期化操作など、段階的に確認することで解決できるケースが多くあります。

最終的にはディーラーで診断するのが確実ですが、まずはこの記事のチェック項目を参考に、原因を絞り込んでみてください。

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