CB400SF V-TEC Revoの燃料計が動かない原因と対処法|センサーかメーターか?チェック方法を解説

車検、メンテナンス

中古で購入したCB400SF V-TEC Revoの燃料計が満タンのまま動かない…。フェーエルセンダーを交換しても改善しないとなると、配線やメーター本体の故障も考えられます。この記事では、燃料計が反応しない原因とその確認手順、対処法を詳しく解説します。

CB400SF V-TEC Revoの燃料表示の基本構造

CB400SFの燃料計は、タンク内のフロート(浮き)と連動した可変抵抗で燃料の残量を検出し、メーターに電圧で信号を送っています。主な構成は次の3つです。

  • 燃料センダーユニット(フロート+抵抗)
  • 車体側の配線ハーネス
  • メーター本体(燃料計)

どこかが断線・故障していると正しく表示されなくなります。

よくある原因1:燃料センダー(フロート)の不良

センダー部の可動部が固着、または抵抗値が変化しない場合、満タン表示のままとなります。テスターで抵抗値を測定すれば、動作しているか確認可能です。

確認方法:ユニットのカプラーを外し、可動部分を動かしながら抵抗値が変わるかチェックします。変化がなければセンダー故障の可能性が高いです。

よくある原因2:配線やカプラーの接触不良

中古車両では、センダーとメーター間の配線・コネクターが経年劣化や腐食により接触不良を起こしていることがあります。

一度カプラーを抜き差しして接点復活剤を使用したり、導通チェックを行ってみましょう。

よくある原因3:メーター内部の不具合

センダーが正常で、配線にも問題がない場合は、メーター基板側の故障の可能性も出てきます。

この場合はメーターを交換するか、メーター内部の基板修理を行う必要があります。ただし難易度が高いため、バイクショップに依頼するのが安全です。

動作確認方法の補足:ウキを動かしても反応しない理由

質問にもある「フェーエルポンプのウキを動かして反応確認」ですが、車体側と電気的に接続されていないと動作しません。ただプラグに差し込んだだけでは、電源も信号も流れず、メーターは反応しないのが通常です。

正しい確認には電源をONにした状態で、センダーからメーターまでの通電状態を確認する必要があります。

点検の流れと優先順位

以下の順で点検を進めていくと、原因が特定しやすくなります。

  1. センダーユニットの抵抗値チェック
  2. 車体側ハーネスの導通確認
  3. メーター側への電圧供給確認
  4. 最終手段としてメーター交換

DIYで対応できる範囲も多いため、慎重にチェックを進めることで無駄な出費を防げます。

まとめ:燃料計トラブルの多くはセンダーか配線にあり

CB400SF V-TEC Revoの燃料計が動かない場合、まず疑うべきはセンダーユニットです。次いで配線・カプラーの接触不良、最後にメーター本体と順を追って確認すれば、適切な対処が可能です。

整備経験に自信がない場合は、バイクショップで点検を依頼するのもおすすめです。適切な原因特定で、再び正確な燃料表示を取り戻しましょう。

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