2ストトリプルの名車・カワサキKH250(B4含む)を愛用しているオーナーにとって、適切なバッテリー選びは安定した始動や電装系のトラブル防止に直結します。特に旧車であるKH250は発電性能や電装系の設計が現代バイクと異なるため、バッテリー選びには少しコツが必要です。本記事では、KH250に適したバッテリーの規格や実際の装着例、信頼性の高い製品について詳しく紹介します。
KH250の純正バッテリー規格を確認しよう
KH250の純正指定バッテリーは「6N4-2A-7」とされています。これは6V・4Ahの開放型バッテリーで、プラス端子が右側に来るタイプが該当します。
ただし車両の年式や配線加工の有無により、バッテリー形状や端子の位置が微妙に異なることもあるため、現車のバッテリートレーや端子の向きを必ず確認してください。
現在入手しやすい互換バッテリーの例
KH250に使用できる互換バッテリーとしては、以下のような製品があります。
- GSユアサ 6N4-2A-7:純正と同等の開放型タイプ。信頼性高く安心。
- 台湾ユアサ YUASA 6N4-2A:コストパフォーマンスが良好で、予備としても人気。
- 古河電池 6N4-2A-7:国産品質で長持ちするとの声が多い。
いずれも開放型バッテリーのため、定期的な液量チェックが必要ですが、KH250の特性に合っている製品群です。
メンテナンスフリー(MF)タイプは使える?
KH250の設計上、MFバッテリー(密閉型)はそのままではサイズや端子配置が合わないケースが多いため注意が必要です。MF化を希望する場合は、専用のバッテリートレー加工や配線延長などの対策が必要になります。
ただし、6V仕様のMFバッテリーは選択肢が少なく、現実的には純正タイプの開放型を使い続けるのがベターです。
実際のKH250オーナーのバッテリー使用例
SNSやオーナーズクラブなどで確認された実例では、多くのKH250オーナーがGSユアサ製や台湾ユアサ製を選んでおり、「寒い朝でも始動性が安定している」「液の減りも少なく扱いやすい」といった声が聞かれます。
中には、古河電池製を3年以上使っているという声もあり、品質面では国内メーカー製が根強い人気を持っています。
購入時にチェックすべきポイント
バッテリーを購入する際は、製造日が新しいこと、液入り充電済みであること、端子の向きやサイズが車両に適合することの3点は必ず確認しましょう。
また、Amazonや楽天などの通販で購入する場合は、レビュー数や販売実績も参考になります。信頼できる店舗からの購入がおすすめです。
まとめ:KH250のバッテリーは規格と品質がポイント
KH250(B4含む)のような旧車では、バッテリーの選定が始動性や信頼性に直結します。純正指定の6N4-2A-7タイプを基本とし、GSユアサや古河電池などの信頼できるメーカー製品を選ぶのが安心です。
メンテナンスや交換時期をきちんと管理しつつ、愛車の状態に合ったバッテリーを選び、長く快適なKHライフを楽しみましょう。
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