SR400はカスタム愛好家からも根強い人気を誇る名車。その中でもマフラーの取り付けボルトは、整備やカスタム時に誤って紛失してしまうことも少なくありません。今回は、特に「タンデムステップを使用していない側のマフラーステー固定ボルト」に焦点をあて、そのサイズや選び方を詳しく解説します。
SR400のマフラーステーボルトの基本サイズとは?
SR400のマフラー固定部にはいくつかの種類のボルトが使われていますが、タンデムステップ未使用側(左側ステー部など)に使用されるボルトは、一般的にM8×1.25ピッチであることが多いです。長さは使用するステーやワッシャーの有無にもよりますが、25mm〜30mm程度が標準的です。
ただし、モデルやカスタム状況により異なる場合もあるため、パーツリストやサービスマニュアルを確認するのが確実です。
実際の交換時に注意するポイント
純正ボルトと同等の強度を持つボルトを選ぶことが重要です。ステンレスやクロモリなど、材質にこだわることで耐久性も向上します。ホームセンターなどで購入する際は、「強度区分8.8以上」のものを選ぶと安心です。
また、取り付け時には緩み防止のためにスプリングワッシャーやロックタイトの使用も推奨されます。
部品が不明な場合の調べ方
YAMAHAの公式パーツカタログ(オンライン)を利用すれば、車体番号から該当する純正パーツ番号とボルトサイズを確認できます。また、Webikeなどのオンラインショップでも、純正互換パーツを検索することが可能です。
さらに、ディーラーや整備経験のあるバイクショップに実車を見せて相談するのも一つの方法です。
「タンデムステップなし側」の意味と注意点
通常、マフラーは右側に配置されており、タンデムステップを兼ねることがあります。しかし、ステップを取り外している場合やカスタムステーを使用している場合は、マウント方法が変わってくるため、必要なボルト長やワッシャー構成も変化します。
そのため、「前と同じ長さのボルトを買えば大丈夫」と思い込まず、必ず取り付け状態を確認しましょう。
ボルトの種類にこだわってみよう
せっかくボルトを交換するなら、機能性と見た目を両立させたカスタムも楽しめます。例えば、チタン製の焼き色ボルトや、ヘックスキャップボルトなどを選べば、ドレスアップ効果も期待できます。
ただし、強度やトルク管理に配慮する必要があるため、使用場所に適したボルトを選ぶことが大切です。
まとめ:安全と見た目を両立したボルト選びを
SR400のマフラーステーボルトは、たとえ小さな部品でも走行の安全性を左右する重要なパーツです。M8×1.25・長さ25mm〜30mmが目安ですが、取り付け状況によって最適なサイズは異なります。パーツカタログや実車確認をもとに、信頼性のあるボルトを選んで、安全かつ快適なバイクライフを楽しんでください。
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