最近、TikTokやYouTube Shortsでよく見かけるライダー目線のバイク走行動画。実際にバイクに乗っているような臨場感のある映像はどうやって撮影しているのでしょうか?この記事では、ヘルメットマウントを使った撮影方法や必要機材、設定のコツまで初心者でもわかるように解説します。
ライダー目線の動画とは?
いわゆる「ライダー視点動画」は、ヘルメットにアクションカメラを取り付けて撮影するのが基本です。見ている人にとっては自分が運転しているかのような視界になり、臨場感や疾走感を楽しめます。
このスタイルはモトブログやツーリング動画、カスタム紹介などにも多く使われています。
使用されるカメラ機材とその特徴
主に使われているのは以下のようなアクションカメラです。
機種名 | 特徴 | 価格帯 |
---|---|---|
GoPro HEROシリーズ | 高画質・手ブレ補正・耐久性 | 4万円〜 |
Insta360 GOシリーズ | 超小型・マグネット取付も可能 | 2万円〜 |
AKASO・SJCAMなど | 安価で最低限の性能 | 5千円〜 |
特にGoPro HERO11やInsta360 X3は、SNS向けの画角や手ブレ補正が強力でおすすめです。
取り付け方法|ヘルメットマウントが主流
ヘルメットの取り付けにはいくつかの方法があります。主なマウント位置は次の3つです。
- チンマウント(アゴ部分)…もっとも自然な視点で撮れる
- トップマウント(頭頂部)…やや高い視点で臨場感あり
- サイドマウント(側面)…角度調整次第で雰囲気が変わる
チンマウントには専用ベースと強力な両面テープ、あるいはマジックテープベースを使用することが多いです。
■実例:GoPro+チンマウントベース+曲面アームでSHOEI Z-7に装着し、ほぼ視界と同一の画角で撮影できたケースがあります。
バッテリー・SDカード・撮影設定のポイント
長時間撮影には大容量SDカード(64GB〜128GB)と予備バッテリーが必須です。夏場はカメラの発熱でシャットダウンすることもあるため、冷却ケースや短時間撮影を心がけましょう。
推奨撮影設定:
・解像度:1080p 60fps
・手ブレ補正:オン
・水平維持:可能であれば有効に
また、動画をSNSにアップする場合は横向きよりも縦向き(9:16)で撮るとTikTokやInstagram Reelsに最適です。
マイクや風切り音対策も忘れずに
音声を入れる場合はインカムマイクや外部マイクをヘルメット内に設置し、GoPro純正マイクアダプターを利用します。
風切り音対策にはスポンジウィンドシールドやマイク口元にティッシュを挟むと効果的です。
ナレーションを別撮りにして編集時に合成する方法もよく使われています。
まとめ:ライダー視点動画撮影の5ステップ
- アクションカメラを用意(GoProが王道)
- ヘルメットマウントを使ってチン・トップ・サイドに装着
- 1080p 60fpsなどSNS向け設定で録画
- 風対策・音声にも気を配る
- 縦動画で編集・投稿すればTikTok映え間違いなし
ちょっとした工夫と手持ちの機材でも、迫力あるライダー目線動画は十分撮影可能です。ぜひ自分のスタイルに合った撮影環境を整えて、SNSで発信してみてください。
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