TPMSタイヤ空気圧センサーの正しいペアリング手順と注意点|リアルタイム監視型モデルの使い方を徹底解説

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近年、ドライブの安全性を高める装備として人気のTPMS(タイヤ空気圧監視システム)。特に、太陽光とUSBの両方で充電できるソーラーモデルは、配線不要で取り付けが簡単なことから、多くのユーザーに支持されています。しかし、センサーの初期設定やペアリング方法に不安を感じる方も少なくありません。この記事では、Amazonで販売されている多機能TPMSの取り付け・ペアリング方法について、具体的にご紹介します。

このTPMSはセンサーごとに本体とペアリングが必要

本記事で扱うモデル(例:https://amzn.asia/d/gGPmjbd のような製品)は、4つのタイヤセンサーをそれぞれ個別に本体とリンク(ペアリング)する必要があります。この作業を正しく行わないと、空気圧の表示が「–」や「ERR」と表示されたまま更新されません。

一度ペアリングしてしまえば自動的に再接続されるため、最初の設定がポイントになります。

ペアリングの基本操作手順

本体の操作ボタンは多くの場合、「SET(設定)」と「+/-」の3ボタン構成です。以下の手順でセンサー登録を行います。

  • STEP1:TPMS本体を充電または太陽光の当たる場所に置き、電源をオン
  • STEP2:SETボタンを長押し(5秒前後)してセッティングモードに入る
  • STEP3:「LF」「RF」「RR」「LR」など、タイヤの位置が点滅する
  • STEP4:対応するセンサーを取り付けまたは近づけて、しばらく待つ
  • STEP5:数字(空気圧)が表示されたら成功、SETを押して次へ

取り付ける順番を間違えると表示が混乱するため、左前(LF)→右前(RF)→右後(RR)→左後(LR)の順に行うのが一般的です。

センサー装着時のコツと注意点

センサーは空気バルブにねじ込むだけで装着できますが、以下のポイントに注意しましょう。

  • 装着前に空気圧を整えておく(0.2Bar前後の違いで誤作動あり)
  • 盗難防止用のナットをしっかり締める
  • タイヤバルブがゴム製の場合は締めすぎに注意

また、防水性能(IP67)があるとはいえ、高圧洗浄などを直接センサーにかけるのは避ける方が無難です。

うまくペアリングできないときの対処法

もしペアリングがうまくいかない場合は、以下の手順を試してみてください。

  • 本体をリセット(SET長押し)して再登録を試す
  • センサーの電池残量を確認(モデルにより交換不可のものも)
  • できるだけ屋外で行い、振動や光で本体がスリープにならないように注意

センサーの初期不良や個体差による反応の遅れもあるため、1個あたり10〜30秒ほど待つのがコツです。

製品ごとのマニュアル確認も忘れずに

TPMS製品には外見や仕様が似ているものが多いため、操作方法が微妙に異なる場合があります。購入時に付属している取扱説明書を必ず確認し、型番や操作内容が記事の内容と異なる場合は製品ごとの指示に従ってください。

また、「技適マーク」があるかどうかも確認し、国内使用に法的な問題がない製品であることもチェックポイントです。

まとめ:センサーは1つずつ確実に登録、本体の操作がカギ

タイヤ空気圧モニター(TPMS)の多くは、各センサーを本体に1つずつ登録する必要があります。ペアリングは決して難しい操作ではありませんが、手順通りに行わないとデータが反映されないため注意が必要です。

安全運転のためにも、空気圧をリアルタイムでチェックできるTPMSを正しく設定し、定期的にセンサーの状態を確認して使い続けましょう。

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