中古でWR’sのSS‑OVALスリップオンマフラーを購入し、Ninja400に装着を検討している方向けに、継続車検時にガスレポ(排出ガス試験結果証明書)が必要かどうか、法的背景や具体的な対処法を含めてわかりやすく解説します。
スリップオンマフラーとガスレポの関係
スリップオンマフラーは、サイレンサーのみの交換タイプで、純正触媒(キャタライザー)を残したまま装着することが一般的です。
このようなケースでは、ガスレポは不要とされており、車検場でも車検証の型式・エンジン型式との整合が取れていれば問題ありません。具体的にサイレンサーに触媒が残っていればOKとされます。
法的背景と規制の整理
1999年以降の二輪車は排出ガス規制対象であり、社外マフラー装着時には原則ガスレポが必要です。
ただし、純正触媒を残すスリップオンタイプは例外で、純正キャタライザーを使用している限り、ガスレポなしで継続検査可能です。これは、JMCAやメーカー情報でも明示されています。
実例で知る、スリップオン+純正触媒の場合の車検対応
例として、あるNinja系でWR’sスリップオンを装着したユーザーは、メーカーが「純正キャタ残し可」と案内しており、車検場でガスレポなしで継続検査に合格した事例があります。
メーカーやJMCA仕様のスリップオンサイレンサーなら、販売時にも「ガスレポ不要」記載があることが多いので、購入前に確認しておくと安心です。
ガスレポが必要になるケースとは?逆にどういう時?
フルエキゾーストタイプに交換した場合や、純正触媒を取り外して社外品に替えるケースでは、ガスレポが必須です。
また、スリップオンでもサイレンサー内に触媒が無い・JMCA番号に該当触媒搭載の記載がなければ、車検場で「門前払い」される可能性があるため要注意です。
ガスレポがない場合の再発行方法と注意点
万一ガスレポが必要で手元にない場合は、メーカーまたはJMCA加盟代理店に申請して再発行が可能です。
再発行には「車検証コピー」「JMCA番号」「数千円の手数料」が必要で、証明書はPDFまたは郵送で受け取り、継続車検時に提出します。
まとめ:WR’s SS‑OVALはNinja400でも車検OK?
結論として、WR’s SS‑OVALスリップオンマフラーは、純正触媒を残す条件を満たしていれば<ガスレポなしで車検通過可能>です。
購入前に「純正キャタ使用可」「ガスレポ不要」の記載を確認し、万が一必要なら再発行手続きを行えば安心です。
コメント