バイクに興味を持ち始めた方にとって、「2人乗りができて、あまりお金がかからないバイク」は理想的な条件のひとつです。この記事では、そうした条件を満たすバイクを探している方のために、免許の種類、2人乗りの条件、コストを抑えた車種選びのポイントをわかりやすく解説します。
バイクで2人乗りをするための基本条件
まず、バイクで2人乗りをするためには法的な条件を満たす必要があります。以下が主な条件です。
- 排気量が125cc以上のバイクであること(50ccの原付一種は不可)
- 免許を取得してから1年以上経過していること(大型・普通二輪)
- 車体が2人乗り対応(タンデムステップや2人用シートがある)であること
例えば、普通二輪免許を取得して半年の方はまだ2人乗りできません。時間が経てば自然に条件を満たせるため、最初から2人乗り対応のバイクを選んでおくと良いでしょう。
免許の種類と取得費用の目安
バイクに乗るには、排気量に応じた免許が必要です。以下は一般的な免許と取得費用の目安です。
免許の種類 | 対象排気量 | 教習所費用(目安) |
---|---|---|
原付(自動車免許で可) | ~50cc | 自動車免許に含まれる |
小型二輪(AT/MT) | ~125cc | 8~12万円 |
普通二輪 | ~400cc | 12~18万円 |
大型二輪 | 無制限 | 20万円前後 |
コストを抑えたい方は、小型または普通二輪から始めるのがおすすめです。中古バイクの選択肢も豊富です。
コスパの高い2人乗り可能なバイクのおすすめ
「なるべくお金をかけたくない」「でも2人乗りもしたい」という方におすすめのコスパ重視のバイクを紹介します。
- ホンダ・CB125R(125cc)
維持費が安く、軽快な走りで街乗りにも最適。2人乗りにも対応。 - スズキ・ジクサー150(150cc)
燃費性能抜群で通勤・ツーリング両対応。コストパフォーマンスが魅力。 - ヤマハ・YZF-R3(320cc)
ちょっと予算が出せるならスタイリッシュなスポーツモデル。2人乗りにも快適。
中古市場では、10万円台後半から状態の良い車両も見つかります。
維持費を抑えるコツとは?
バイクの維持費で主にかかるのは以下の項目です。
- 任意保険(年1~5万円)
- 自動車税(125cc未満:2,400円/125cc以上:3,600円~)
- 燃料費(リッター40~50kmの燃費もあり)
- 点検・オイル交換等のメンテナンス費
自分で簡単な整備を学ぶことや、パーツをネットで購入して安く交換するなど、工夫次第で出費をかなり抑えられます。
まとめ:免許+2人乗り対応+コスパで賢く選ぼう
2人乗りができて、維持費も安く抑えられるバイクは、しっかり探せば必ず見つかります。まずは普通二輪免許の取得を目指し、2人乗り対応のモデルを選んでおけば、将来的にも使い勝手の良い1台になるでしょう。
費用や条件、ライフスタイルに合った選択をすることで、バイクライフはより快適で楽しいものになります。
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