TZR125(2RM)の燃料タンク交換事例とおすすめ流用タンクまとめ

カスタマイズ

TZR125(2RM)の純正タンクは現在入手困難で、年数経過による内部サビに悩むオーナーも多い状況です。そこで注目されるのが、社外品や他車種のタンクを流用しての交換。小型で扱いやすく、ルックスも引き締まるタンクにしたいという声に応える形で、この記事では実際の流用例や加工内容について詳しく解説します。

TZR125 2RMのタンクに関する基本情報

TZR125(2RM)は1980年代後半の2ストロークスポーツモデルで、容量約12Lの金属製タンクを採用しています。年式の古さから内外部の劣化が激しく、特にタンク内部の錆びは交換を考える一因です。

また、純正タンクは生産終了しており、中古市場でも状態の良いものは希少で高価になりつつあります。

人気の流用タンク候補と特徴

  • YB-1のタンク:軽量・小型でレトロ感があり、カフェレーサーカスタムと相性が良い。ただし容量は少なくロングツーリングには不向き。
  • NS-1のタンク:比較的形状が似ており、加工が少なく済む場合も。容量は約9L。
  • APE100/50のタンク:幅が狭く、フレームとの干渉も少なめ。ただしステーの溶接やキャップ位置調整が必要なことが多い。

いずれも燃料コックの位置や配管取り回しの工夫が必要になるため、慎重な設計が求められます。

実際の流用・加工事例の紹介

例えばNSR50のタンクを流用した例では、フレームへのタンクマウント加工(ステー自作)と、キャップの干渉回避のためのリフトアップスペーサー使用が必要でした。

また、APEのタンクを取り付けた事例では、ゴムマウントと専用ブラケットを併用し、見た目もスマートに仕上がった例があります。

流用時に気をつけたい法的・実用的ポイント

タンクの容量変更は車検のない原付二種などであれば問題になることは少ないですが、構造変更が必要な場合もあります。自走時の安全性確保は最優先にすべき点です。

また、キャップが簡易的に固定されているとガソリン漏れや揮発の危険があるため、キャップの密閉性やホース取り回しの固定は入念に行うことが求められます。

おすすめの取り付け補助アイテム

  • ウレタン製ゴムマウント:振動吸収と隙間調整に有効。
  • ステンレスステー:耐腐食性に優れ、加工しやすい。
  • フューエルホースジョイント:異径変換にも使える便利アイテム。

これらを活用することで、より安全かつ見栄えの良いタンク交換が実現可能になります。

まとめ:カスタムの自由度と安全性を両立して楽しもう

TZR125のタンク交換は、単なる機能改善だけでなく、バイクの個性を引き出すカスタムポイントでもあります。ただし、タンク流用は見た目だけでなく、取り付け精度や燃料の取り回しなど安全面も非常に重要です。加工事例や取り付け実績を参考にしながら、安全第一で楽しいカスタムライフを目指しましょう。

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