カスタムバイクファンの間で人気の高い『プリティ極マフラー』。その独特な音質とスタイルに惹かれて、CB400SF(NC42)後期型に取り付けを検討している方も多いでしょう。この記事では、NC42後期純正エキパイにプリティマフラーを装着できるかどうか、加工の必要性や車検・警察との関係について詳しく解説します。
NC42後期とプリティマフラーの適合性
NC42後期型CB400SFは、純正エキゾーストシステムの設計が年式により微妙に異なります。プリティの極マフラーは基本的に汎用タイプが多く、ポン付け(無加工取り付け)可能な場合と、ステーや差し込み口の加工が必要な場合があります。
特にNC42後期の純正エキパイに接続する場合、プリティマフラー側のスリップオンジョイント径が合わないケースもあるため、変換アダプターやシム(隙間調整パーツ)の使用が推奨されます。
必要な加工や部品は?
プリティマフラーをNC42後期に装着する際、以下のような追加作業が想定されます。
- マフラー差込部の内径確認と加工(削りや変換ジョイント装着)
- エキパイとのクリアランス調整
- 振動防止のためのマウント位置調整
また、プリティマフラーは取り付け角度がやや特殊なため、ノーマルステーではなくL字ステーを自作・加工して取り付ける例も見られます。カスタム経験が浅い場合は、バイクショップでの取り付け依頼を検討しましょう。
プリティマフラーは警察に止められる?
プリティの極マフラーは、音量・音質ともにレーシーでかなり大きめです。JMCA認証がないマフラーを使用すると、以下のようなリスクがあります。
- 騒音規制違反での取り締まり(特に繁華街や住宅地)
- 整備不良による反則金・点数減点
- 車検非対応(公道走行不可の扱い)
たとえば、マフラー出口径が極端に大きい・消音材が抜かれている・バッフルが未装着といった状態では、検挙対象となることも。バッフルを入れる、静音対策を施すといった工夫も考慮しましょう。
取り付け事例とオーナーの声
実際にNC42後期にプリティを装着したユーザーの事例では、以下のような報告があります。
- 「差し込み径が合わず、ホムセンで買ったアルミ板でシムを作った」
- 「ステーが届かず、L型ステーで代用して無事装着できた」
- 「バッフルを入れて音を控えめにすれば、通勤でも問題なし」
このように多少の工夫が必要ですが、見た目と音に満足しているオーナーは多いです。ただし、近所迷惑・取り締まりのリスクは自己責任である点に注意しましょう。
まとめ:取り付けは可能だが、調整と法令遵守がカギ
NC42後期の純正エキパイにプリティマフラーの装着は可能ですが、差込径やステーの加工が必要なケースもあります。無加工での装着は難しい可能性があるため、事前の適合確認と取付技術の確保が重要です。また、プリティはJMCA非認証のため、公道使用には注意が必要。バッフル装着や音量対策を徹底し、トラブルを回避しましょう。
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