中古車購入時に希望ナンバーを選ぶと納車は遅れる?名義変更と納期のリアルな流れ

中古車

中古車をディーラーで購入する際、ナンバープレートを「希望ナンバー」にしたいと思う方は多いでしょう。しかし、「希望ナンバーにすると納車が遅れるのでは?」という不安を感じる方も少なくありません。この記事では、名義変更手続きの流れと希望ナンバーを指定した場合の納車日への影響について、具体的に解説します。

中古車購入とナンバープレートの基本的な流れ

中古車を購入すると、原則として「名義変更(移転登録)」の手続きが必要になります。これは、車の所有者を売主から買主に変更する法的な手続きであり、同時にナンバープレートも変更されるケースが多いです。

ナンバープレートは基本的に以下の2種類から選べます。

  • ランダムナンバー(自動的に割り当て):最短で即日交付可能
  • 希望ナンバー(番号を指定):通常4〜7営業日ほどかかる

この選択によって、納車までの期間に差が生じる可能性があります。

希望ナンバーを選ぶと納車は遅れるのか?

結論から言えば、希望ナンバーを選択すると納車は基本的に数日遅れます。というのも、希望ナンバーは事前に陸運局またはナンバーセンターでの申請と抽選が必要で、その結果を待ったうえでプレートの製作と交付が行われるからです。

特に「1」「7」「8888」など人気番号を希望する場合は抽選対象となり、落選した場合はさらに日数が延びる可能性もあります。

希望ナンバー交付までの一般的なスケジュール

希望ナンバー申請から交付までは以下の流れで進みます。

  • ① ディーラーが希望ナンバーの申請(ネット or 陸運局)
  • ② 抽選対象であれば週1回(月曜)に結果判明
  • ③ 番号確定後、プレート製作(3~5営業日)
  • ④ 名義変更・車検証交付・ナンバー装着

この一連の流れで早くても1週間程度は必要とされ、混雑期や繁忙期はさらに延びることもあります。

ランダムナンバーを選んだ場合のスピード感

一方で、ナンバーを指定しない「ランダムナンバー」の場合、名義変更手続きさえ完了すればその場でナンバープレートが交付されるため、即日登録・即日納車も理論上は可能です。

ただし、整備・登録作業・車庫証明の取得などを考慮すると、現実的には最短でも2〜3日程度の余裕が必要なケースが一般的です。

実例:希望ナンバーによる納車日延長のケース

Nさんは、中古のSUVを購入時に「7777」を希望ナンバーとして申請。しかしこの番号は抽選対象であり、落選したため再申請。結果的に納車が1週間遅れになりました。

一方、希望ナンバーなしでランダムナンバーを選んだKさんは、名義変更の翌日に納車可能となり、非常にスムーズな流れとなりました。

まとめ:希望ナンバーは納車に余裕がある人向け

希望ナンバーを選ぶと、納車までに追加で4〜7日程度かかるのが一般的です。一方でランダムナンバーであれば手続きがスムーズで納車が早まります。

「どうしてもこの番号がいい!」というこだわりがあるなら希望ナンバーを。納車を急ぎたいならランダムナンバーを選ぶのがベストです。どちらを優先するか、自分の状況に応じて選択しましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました