PIAA LEH112のLEDヘッドライトの実力は？照射効率と対向車への配慮を徹底検証

PIAAのLEDヘッドライト「LEH112」は、ハロゲンバルブからの置き換え需要に応える高性能LEDとして注目されています。特に照射効率や対向車への眩しさへの配慮は、夜間走行時の安全性に直結するポイント。本記事ではLEH112の性能と実際の使用感、取り付け時の注意点について詳しく解説します。

LEH112のスペックと設計の特長

PIAA LEH112は、H4タイプのLEDヘッドライトバルブで、定格12V 25W×2、6000Kの白色光を採用しています。ファンレスタイプながらアルミヒートシンクで効率的に放熱し、コンパクト設計で多くの車種に対応可能です。

また、ハロゲンバルブの配光特性を再現するように設計されており、「グレア（眩しさ）」の発生を抑制する工夫が施されています。

実際にLEH112を装着したユーザーの声では、「白く明るく、夜間の標識や歩行者が非常に見やすい」「光の拡がりが自然で、ハイビーム時の遠方照射にも不満がない」といった高評価が目立ちます。

特に配光パターンが純正ハロゲンに近いため、カットラインが明瞭で、対向車に迷惑をかけにくいのが特徴です。

LEH112は設計上、グレアの発生を抑えた配光にこだわっており、正しい角度で装着すれば、対向車への眩しさは最小限に抑えられます。

ただし、ヘッドライトユニット自体の形状や経年劣化でカットラインがぼやける車両では眩しく感じられることもあるため、装着後の光軸調整は必須です。

LEH112はファンレス仕様で静音性が高い一方、車種によっては奥行きがシビアで干渉の可能性があります。購入前にヘッドライトユニットのクリアランス確認をしておくことが大切です。

また、一部の車両では球切れ警告灯が点灯するケースもあるため、キャンセラーの併用や適合情報の確認も忘れずに行いましょう。

「純正ハロゲンと比較して夜道の視認性が格段に上がった」「ファンレスなので静か、装着も簡単でトラブルなし」など、多くのユーザーが明るさと快適性を実感しています。

一方で、「光軸がズレると対向車にパッシングされた」との報告もあり、調整不足がトラブルの原因になるケースが散見されます。

・PIAA LEH112は純正ハロゲンに近い配光で、明るさと対向車への配慮を両立。
・正しい光軸調整を行えば、グレアは最小限に抑えられ、安心して夜間走行が可能。
・取り付け前の互換性チェックと調整が失敗しないLED化のポイント。

ナイトドライブの安心感と快適性を求めるなら、LEH112はバランスの取れた優秀な選択肢と言えるでしょう。