ドゥカティオーナー必見:エア噛み・オプション不具合の“正しい伝え方”と保証適用のポイント

車検、メンテナンス

新車・中古問わず、オートバイで「エア噛み」やオプション部品の動作不良を繰り返すと、不具合なのか“消耗”なのか判断に迷いますよね。本記事では、ドゥカティの保証制度やディーラーへの効果的な伝え方を、具体的事例を交えて解説します。

■保証対象か?「不具合」と「消耗品」の線引き

ブレーキやクラッチのフルードは基本的に消耗品とされがちですが、短期間で何度もエア噛みが起きる場合は正常とは言えません。メーカーや業界では“設計上の問題”と判断される可能性もあります

実際、欧州メーカーでは「何度もフルード交換・エア抜きが必要な症状」は保証対象となるケースもあり、ドゥカティ正規保証にも該当する可能性があります。

■事例付き:短期間で繰り返すエア噛みは要注意

『SS950Sで1年点検時に2回連続でリアブレーキのエア噛み→有償エア抜き+交換』という体験談は、

・1年以内の発生であること
・点検時に常態として確認されていることから、単なるメンテナンスとは言い難い状況です。

また『中古パニガーレV2で油圧クラッチおよびリゾマバックステップ不良』も、納車早々のトラブルであれば保証適用の根拠となり得ます。

■ディーラーへの効果的な伝え方とは?

  • 事実を淡々と記録:いつ、どの状況でエア噛みや操作不良が起きたか、日時と頻度を明記
  • 「診断・調査をお願いしたい」姿勢:専門家の判断を求めるという表現が印象を良くします
  • 保証制度の引用:「保証書の○条には“異常な頻度は”保証対象とありますよね?」と穏やかに確認

こうすることで、ただの不平ではなく「合理的な改善依頼」として受け止められやすくなります。

■オプション不良にも保証範囲がある?

リゾマ製バックステップは純正オプション扱いで、取り付け後すぐに動作不良が出た場合は保証の対象となる可能性があります。

整備不良ではなく、部品設計や取付機構に問題があるのでは?という観点を示し、「正常な動作状態をメーカーに確認したい」と伝えるのが有効です。

■次に取るべきステップと注意点

  1. 不具合履歴と整備料金の領収書を揃える
  2. 保証書を確認し、「短期の繰り返しトラブル」についての記述があるかを見る
  3. 担当ディーラーに正式に保証対象調査を依頼
  4. 対応が不十分な場合は、ドゥカティジャパンのカスタマーサービス窓口にエスカレーション

これらを踏まえて冷静かつ丁寧に伝えることが重要です。

■まとめ:安全・安心なバイクライフを取り戻すために

短期間で繰り返すエア噛みやオプション不良は“異常な消耗”として保証適用の余地があります。事実を明確に伝え、保証制度を味方に調査・改善を依頼しましょう。

ディーラーとの信頼関係を維持しつつ、必要ならドゥカティジャパンへの相談も考慮。適切な対応を得て、安全・安心なバイクライフを取り戻してください。

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