日野のトラックなど商用車をお使いの方で、「1DINのポケットを活用して市販ナビを設置したい」とお考えの方も多いのではないでしょうか。特に、ケンウッドEZ950のようなポータブル型ナビは設置の自由度が高く、工夫次第でスマートに取り付けられます。この記事では、1DINポケットを利用したナビの取り付け方法と、おすすめのスタンド製品について紹介します。
1DINポケットとは?トラック車両における活用の可能性
1DINとは、自動車用オーディオなどのサイズ規格のひとつで、約50mmの高さのスペースを指します。日野のトラックではラジオの下や中央コンソールにこのスペースが確保されていることが多く、簡易的な収納ポケットとして使用されているケースもあります。
このスペースは、工夫すればナビやモニターを固定するためのスタンドを組み込むことも可能で、ケンウッドEZ950のような取り外し型ナビとの相性が良好です。
1DINポケットに適したナビ用モニタースタンドの選び方
1DINポケットに差し込むタイプのモニタースタンドを選ぶ際には、以下の点を確認しましょう。
- DIN規格対応(ネジ固定・差し込み方式)
- ナビのサイズと重量に耐えられる構造
- 配線が背面から出せる構造
市販の「1DINナビ取り付けキット」や「汎用モニター取付ブラケット」などのキーワードで検索すると、オートバックスやAmazonなどで数千円から見つかることがあります。
おすすめの1DINスタンド製品例
以下は、ケンウッドEZ950のようなナビに適したスタンド例です。
- 槌屋ヤック DINポケット用ナビスタンド:DINポケットに差し込んで使える汎用型で、角度調整や滑り止め付き
- エーモン製 DINトレー変換ブラケット:純正ポケットをナビ設置用に変換可能
- ナビマウントプレート(DIN固定用):ナビ裏のVESA穴とDINブラケットを連結できるタイプ
※取り付けには別途、ネジやスペーサーが必要になる場合もあるので、商品説明をよく確認しましょう。
設置時の注意点と配線の工夫
1DINポケットを使ったナビの取り付けでは、配線の通し方やナビの視認性、振動対策が重要です。以下の点に注意しましょう。
- 配線は背面から車内奥に逃すことで見た目をスッキリ保てる
- モニター角度を運転者の視点に合わせて調整可能なスタンドを選ぶ
- 固定ネジだけで不安な場合は、両面テープや耐震ジェルで補強
実際に取り付けたユーザーからは「DIYでも1時間以内で設置完了した」という声もあります。
プロに頼むのもひとつの手段
DIYでの設置が不安な場合は、オートバックスやイエローハットなどの店舗に持ち込めば、1〜2時間ほどで工賃5,000〜10,000円ほどで取り付けてもらえることが多いです。
特に業務車両や長距離運転が多い方は、しっかりとした固定と視認性の確保が重要なため、プロに任せることで安心感も得られます。
まとめ:1DINポケットを活用してナビを快適に設置しよう
日野のトラックにケンウッドEZ950を設置する場合、1DINポケットを活用することで美観を損ねず、便利に使えるナビ空間を確保できます。専用のスタンドやブラケットを使えば、DIYでも十分に対応可能です。
製品選びに迷ったら、ナビのサイズ・重量とポケットの構造をチェックしてから、対応スタンドを選びましょう。
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