初度検査年月はいつ分かる？任意保険手続き前に知っておきたい納車時のポイント

新車購入時にはさまざまな手続きが必要ですが、中でも任意保険の加入は重要なステップです。その際に必要になる「初度検査年月」が分からず戸惑う方も少なくありません。この記事では、初度検査年月の確認方法やディーラーへの確認タイミング、保険加入の際の注意点について解説します。

初度検査年月とは？

「初度検査年月」とは、その車が最初に車検（検査登録）を受けた年月を指します。新車であれば登録年月＝初度検査年月となり、車検証に記載される重要な情報の一つです。

任意保険の契約時にはこの情報が必要なため、あらかじめ把握しておくとスムーズに手続きが行えます。

ディーラーで新車を購入する場合、車両登録が完了した後に初度検査年月が確定します。通常、登録完了から数日以内にディーラーに情報が届きます。

納車日当日でなくても、登録完了後であれば電話で問い合わせれば教えてもらえるケースがほとんどです。気になる場合は「車両登録が終わっているか」を確認し、その上で初度検査年月を尋ねてみましょう。

任意保険の申し込みは初度検査年月が分からなくても仮契約が可能です。多くの保険会社では「車台番号」「登録予定日」などをもとに見積もりや仮契約が進められ、初度検査年月などの詳細は後から追加できます。

ただし納車日当日から保険が適用されるように、遅くとも前日までには加入手続きを完了しておくのが望ましいです。

初めての車購入では、ディーラーとの連携が重要になります。連絡する際は以下のように伝えるとスムーズです。

必要であればFAXやメールで情報をもらえるよう依頼しておきましょう。

例えば、Aさん（20代・会社員）は初めての新車購入時に、ディーラーから「登録完了は納車の3日前」と聞き、そのタイミングで初度検査年月も確認。保険会社に連絡し、必要情報を即日伝えて納車前日に保険契約を完了させました。

このように、早めの確認と行動がスムーズな手続きの鍵になります。

初度検査年月は登録後に確定し、納車前でもディーラーに問い合わせれば確認できます。任意保険の手続きには必要な情報なので、保険契約の締結が遅れないよう、早めに情報を集めておきましょう。

不安なことがあれば、遠慮せずディーラーや保険会社に相談することが成功への近道です。