初めてバイクの免許を取ろうと思っている高校生の方にとっては、どんな準備が必要なのか、費用や申し込みの流れ、家族の付き添いが必要かどうかなど、気になることがたくさんあるはずです。この記事では、特に女性の高校生や未成年の方が不安なく免許取得に進めるよう、ポイントを丁寧にご紹介します。
AT(オートマ)とMT(マニュアル)の費用の違い
バイクの教習には、AT(オートマ)限定とMT(マニュアル)があります。一般的に教習時間が多くなる分、マニュアルの方が2万円〜3万円ほど高くなることが多いです。
例えばATの教習費用が20万円なら、MTは22万円〜23万円程度が目安です。ただし、教習所によって料金は異なるため、事前に見積もりを取りましょう。
ローンでの支払いは可能?未成年でも大丈夫?
教習所によっては、分割払いや教育ローンが利用できます。ただし、未成年(18歳未満)の場合は、保護者の同意や名義が必要になることが多いです。
例えば、クレジット会社との提携ローンや、信販会社を通じた月額払いなどが用意されている教習所もあります。詳しくは教習所に電話で「ローンは親名義でも申し込めますか?」と確認してみましょう。
教習所の持ち物や服装の注意点
入校時に必要なのは以下の通りです。
- 住民票(本籍記載あり)
- 本人確認書類(学生証など)
- 顔写真(メイクはナチュラルに)
- 印鑑
- 入校費用の一部または全額
特に女性の場合、顔写真の撮影時は濃いメイクを避けるよう言われることがあります。写真が運転免許証に使われるため、顔がはっきりわかる状態が好ましいとされています。
家族の付き添いはOK?
保護者の同伴は大歓迎という教習所がほとんどです。特に高校生や未成年の方は、申込書の記入や費用の確認などで不安になる場面もあります。
「お母さんもバイクに乗っている」ということなので、付き添いで来ていただくと話もスムーズになりますし、不明点も一緒に質問できます。むしろ教習所側も安心できるポイントです。
教習スタート時に行う「バイクを起こす」テストとは?
MT教習を希望する場合、入校前に教習車(125cc~400cc)を起こせるか確認することがあります。これは力試しではなく、「扱える重さか安全確認する」ためのものです。
女性でもしっかりコツを掴めば問題ありません。起こし方の指導をしてくれる教習所も多いので、心配はいりません。
教習の流れと全体スケジュール
教習所に入校してから免許取得までの大まかな流れは以下の通りです。
- 入校説明会・適性検査
- 学科教習(16時限程度)
- 技能教習(MTは19時限、ATは15時限が目安)
- 効果測定(学科の模擬テスト)
- 卒業検定(実技試験)
- 免許センターで本免学科試験・交付
通学制であれば1〜2ヶ月、合宿制なら最短2週間で取得可能です。学生の場合は、夏休みや春休みを利用して取得するのが人気です。
まとめ:安心してバイク免許に挑戦しよう
バイクの免許取得は不安なことも多いですが、教習所のスタッフは初心者に慣れているので丁寧に対応してくれます。わからないことは事前に電話で確認し、必要書類や服装の準備をしっかりしておけば大丈夫。
マニュアル車に乗りたいという気持ちはとても大切です。自分に合ったスタイルで、バイクライフの第一歩を踏み出してみましょう。
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