ホンダ・フリードGP3のヘッドライトを取り外して内側を洗浄・磨きたい方のために、外し方からクリアレンズの分離可否まで、DIYの手順と注意点を整理しました。初心者でもトライしやすい手順を分かりやすく紹介します。
① ヘッドライトユニットの取り外し手順
GP3では、ヘッドライトを単体で外すには前面バンパーの脱着が必要です。グリルのビスだけでは外れない設計です。
具体的には、グリル上のネジ4本に加え、フェンダー内のクリップ・スクリュー、バンパー下部のタッピングスクリューなど多数を外し、バンパー自体を取り外す必要があります:contentReference[oaicite:0]{index=0}。
② グリルだけ外して簡単に取りたい?それは不可
「グリル上のネジ4本だけ」を外しても、ヘッドライトはびくともしません。これは、ユニット背後でバンパーやフェンダーとがっちり固定されているからです。
そのため、走行中や洗浄作業時の安全性・取り回しの観点からも、バンパーを外して作業スペースを確保することが最推奨です。
③ クリアレンズ(内側カバー)の取り外し可否
ヘッドライト本体からクリアなカバーを外すためには、熱で接着されたシール(エッジ部)を剥がす必要があり、DIYでは非常に難易度が高い作業です。無理に外すと
- ヒートシールが割れる
- 防水・防塵が損なわれる
- 再シーリングに専用設備が必要
そのため、クリアレンズの分離はおすすめしません。
④ 内側が曇っている場合の安全な対処法
クリアレンズを開けずに内側を洗浄する簡便な方法として、
- ライトバルブ後方のゴムカバーを外し、マイクロファイバータオルを差し込む方法:contentReference[oaicite:1]{index=1}
- エアダスターで埃を吹き飛ばす
- ライトユニット丸ごと外して流水と中性洗剤で内部を手洗い(乾燥重視)
これらの手法なら、防水性を保ちつつ曇り対策ができます。
⑤ DIY成功のためのチェックリスト
- 作業前にバンパー外し手順を写真付きで確認
- ネジ・クリップ類は種類別に収納
- 内部に水を入れる場合は、必ず完全な乾燥を行う(ドライヤーや陰干し)
- 再組付け後は必ず防水シーリングや隙間をチェック
まとめ|内側掃除は丁寧に、クリアレンズは触らない方向で節約&安心
フリードGP3のヘッドライトは、クリアレンズを外さずとも内側の曇りや汚れを磨く方法があります。バンパー脱着と中性洗剤やマイクロファイバータオル、エアダスターを併用すれば、安全・確実に作業可能です。
クリアレンズの分離やシール加工には専門設備や技術が必要なため、DIYでは控え、防水性を維持しながら内部清掃を目指すのが安心です。
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