リアステップガードは、荷物の積み下ろし時に車体のキズを防ぐ便利なアイテムですが、貼り直しをした際の接着力に不安を感じる方も多いかもしれません。この記事では、リアステップガードを貼り直した後に剥がれてしまう原因や、長持ちさせるための具体的な対策について詳しく解説します。
貼り直しによる接着力の低下とは
一度貼り付けた両面テープは、貼り直すことで接着面が変形・汚染され、初回の粘着力が大きく落ちることがあります。特に夏場など気温が高い環境では、接着剤が軟化して滑りやすくなることもあります。
ただし、再接着時に適切な脱脂処理を行い、必要ならテープを新しくすれば問題ないケースも多くあります。
シリコンオフは正しく使えば有効
貼り直し時に使用する「シリコンオフ」は、表面の油分やワックス成分を除去してくれるため、粘着面を最適な状態に保ちます。これは非常に重要な工程です。
ポイントは、拭き取り後に完全乾燥させてから貼ること。湿気や残留成分があると粘着力が下がるため注意しましょう。
剥がれる主な原因と防止策
- 脱脂不足:貼付け面にワックスや汚れが残っている
- 両面テープの劣化:再利用や低品質テープはNG
- 貼り付け時の気温:10℃未満は粘着力が弱くなる
- 貼付け後すぐに洗車:最低24時間は水に濡らさない
このような点に気をつければ、貼り直しでも十分な耐久性を発揮できます。
より強固に貼りたい場合の対処法
より確実に固定したい場合は、自動車用の3M製強力両面テープを使用するのがおすすめです。また、プライマー(接着促進剤)を併用すると格段に接着力が高まります。
さらに、取り付け後にマスキングテープなどで24時間圧着し続けると、より安定した接着が得られます。
実例:貼り直しても剥がれなかったケース
実際に、リアステップガードを貼り直したユーザーの中には、「3年経っても剥がれていない」という例もあります。共通していたのは以下の点。
- 貼付け前にシリコンオフ+アルコール清掃を実施
- テープを新品に貼り替え
- 天気の良い日に作業し、24時間放置
こうした基本に忠実な作業が長持ちの秘訣といえるでしょう。
まとめ:正しい処理と条件で貼れば問題なし
リアステップガードの貼り直しでも、正しく脱脂・テープ交換・圧着を行えば、基本的にはしっかり固定され、すぐに剥がれることはありません。
もし不安な場合は、接着補助剤や高品質テープの使用を検討し、作業環境も整えて行うことが長持ちのポイントです。
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