原付バイクにちょっとしたドレスアップや補助灯を付けたいとき、最も悩むのが「電源をどこから取るか」です。特にホンダTodayのようなシンプルな原付では、配線に触れるのが不安という方も多いのではないでしょうか。この記事では、TodayにLEDを1個だけ取り付ける場合の電源取り出し方法を初心者にもわかりやすく解説します。
ホンダTodayの電源の基本構造
ホンダToday(AF61やAF67など)は、バッテリー式のDC(直流)電源が採用されています。バッテリーから各灯火類やホーンなどに電力が供給されています。
そのため、追加のLEDを取り付ける際も、基本的にはバッテリーやACC電源(アクセサリー電源)から取るのが最も安全で確実な方法です。
LED1個だけなら簡単に電源取り出しできる
たとえば、デイライトやフットランプのような消費電力の少ないLEDを取り付ける場合、電源は以下のような場所から取ることができます。
- ホーン配線(ACC電源):イグニッションON時のみ通電するので、バッテリー上がりの心配が少ない。
- テールランプ(スモール)配線:夜間点灯に連動したい場合におすすめ。
- ヒューズボックス:配線が整備しやすく、ヒューズ電源を使うことで安全性も確保。
最も手軽なのはホーン配線。テスターで電圧を確認し、イグニッションON時に12Vが出ていればOKです。
実際の作業手順とおすすめパーツ
LEDの電源取り出しは次の手順で行います。
- フロントカウルを外して配線にアクセス
- テスターで通電箇所を確認(ホーンやスモール線など)
- エレクトロタップやギボシで分岐
- LEDの配線を結線して設置
- スイッチを付ける場合は中間に設置
おすすめアイテム:
- ヒューズ電源キット(10A)
- 12V用スイッチ(防水タイプ)
- 自己融着テープ、結束バンド
注意点:直結はNG、バッテリー上がりに注意
LEDの電源を直接バッテリーから取ることもできますが、その場合はスイッチを必ず設置しましょう。点けっぱなしになるとすぐにバッテリーが上がってしまうためです。
また、Todayは発電量が限られているため、高出力のLEDや多数の装飾灯の追加は避けるのが無難です。1個程度なら問題ありません。
簡易テスト方法:通電確認で失敗を防ぐ
接続前に必ずテスターで配線を確認してください。色だけで判断せず、通電確認が安全の第一歩です。配線ミスはヒューズ切れやバイクの故障につながることもあります。
特に中古車や改造歴のあるTodayでは、配線色が変更されているケースもあるため注意が必要です。
まとめ:安全第一で確実な接続を
TodayにLEDを追加するなら、ホーンやスモール灯からのACC電源が最も安全で簡単です。作業前に電圧確認、作業中はショート対策、作業後は点灯確認。この3ステップを守れば、トラブルのない快適な電装カスタムができます。
小さな一灯でも、あなたのTodayがもっと楽しくなるきっかけになるかもしれません。ぜひ安全第一でチャレンジしてみてください!
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