2021年登録の新型ヴェゼル(ハイブリッドZ)を買う前に知っておきたいポイントと注意点

中古車

ホンダの人気SUV「ヴェゼル」は、2021年にフルモデルチェンジを迎え、より洗練されたデザインと先進的な装備が注目されました。今回取り上げるのは、そのモデルチェンジ直後に登録された2021年10月登録のハイブリッドZグレード。走行距離は少なく、車検も長く残っているという魅力的な条件の中古車ですが、果たして購入に踏み切る前にチェックすべき点はあるのでしょうか。

ヴェゼルのハイブリッドZ:どんな車?

ヴェゼルのハイブリッドZは、e:HEVと呼ばれる2モーターハイブリッドシステムを搭載し、燃費性能と走行性能のバランスが魅力です。先進安全装備のHonda SENSINGも全車標準搭載されており、街乗りから高速道路まで快適にこなす万能SUVです。

Zグレードは上級仕様であり、パワーシート、LEDライト、18インチホイール、質感の高いインテリアなど装備が充実。ホンダコネクトナビ搭載車であれば、スマホ連携や通信機能を活かした便利なサービスも利用できます。

初期型特有の不具合はある?

モデルチェンジ直後の車両は、不具合やリコールが出やすいと心配される方も多いですが、2021年以降のヴェゼルに関しては、目立った重大な欠陥は報告されていません。ただし、以下のような軽微なトラブルの口コミは見られます。

  • 一部車両でインフォテイメントの不具合(ナビや音声認識の動作不良)
  • ドア付近からのビビリ音や異音(個体差あり)
  • ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)が過敏に反応するケース

これらはディーラーでのアップデートや調整、保証対応で改善される場合が多いため、中古車購入時には整備記録や保証の有無を必ず確認しましょう。

走行距離8,000kmという低走行の魅力

8,000kmという走行距離は、新車に近い状態であることを示しています。エンジンやブレーキ、足回りなども消耗が少ない可能性が高く、日常使用において安心して乗れる状態と言えるでしょう。中古車市場でも低走行車は人気が高く、リセールバリューも期待できます。

ただし、低走行であっても点検整備がされていないとトラブルのもとになります。納車前の整備や保証付き販売を行っている販売店を選ぶと安心です。

価格275万円はお得なのか?

2021年モデルのヴェゼル ハイブリッドZ(ホンダコネクト搭載)で走行距離8,000km、車検残ありという条件で275万円は、相場的にも適正~やや割安と評価できます。ディーラー系中古車店では同等の車両が280~300万円で販売されているケースもあります。

ただし、以下のポイントも含めて総合的に判断しましょう。

  • ナビやHonda CONNECTのバージョンが最新か
  • ボディやホイールの傷、タイヤの溝の状態
  • 事故歴・修復歴の有無
  • 保証内容(延長保証があると安心)

試乗と点検を忘れずに

見た目や装備が良くても、実際の走りや視界、シートの座り心地などは人によって合う合わないがあります。購入前には必ず試乗し、ステアリングフィールやブレーキの効き、静粛性なども確認しましょう。

中古車は一台ごとに状態が異なるため、第三者機関による車両検査評価書付きであれば、客観的に車両状態を把握することができます。

まとめ:初期型ヴェゼルは「買い」か?

総じて、2021年登録のヴェゼル ハイブリッドZは、高年式・低走行・装備充実という観点で非常にコストパフォーマンスが高い車です。初期型特有の懸念も少なく、信頼できる販売店で整備や保証がしっかりしていれば、十分に「買い」と言える1台です。

慎重に確認しながら選べば、長く満足して乗れるパートナーになるでしょう。

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