クリスタルアイ製ヘッドライトの光軸がズレたときの対処法|GT86オーナー必見の調整ガイド

カスタマイズ

DIYでのカスタムはクルマ愛の表れでもありますが、特に初めてのヘッドライト交換は緊張とワクワクが入り混じる作業です。GT86に装着した社外ヘッドライト、特にクリスタルアイ製品は高価なだけでなく繊細なパーツでもあり、光軸がズレたときは焦ってしまいますよね。この記事では、ヘッドライト交換時にありがちな光軸ズレの原因や調整方法、破損していないかの見極め方まで詳しく解説します。

光軸ズレの主な原因とは?

まず、光軸がズレる原因として考えられるのは以下の通りです。

  • 取り付けステーの締め付け不良や歪み
  • ヘッドライトユニット自体の個体差
  • 組付け時の力加減による内部機構のズレ

特に社外品の場合、純正品と比べて取り付け精度に若干のばらつきがあることもあります。無理な角度で押し込んだり、ボルトの締め付けが片側だけ強すぎたりすると光軸ユニットが傾いてしまうことがあります。

光軸のズレは調整できる?

ほとんどの社外ヘッドライト(特にクリスタルアイ製)には純正同様に光軸調整用のダイヤルが備わっています。通常は裏側または上部にある白または黒のプラスチック製のダイヤルで、水平方向・垂直方向に微調整が可能です。

ドライバー1本で調整できるものが多く、車検対応の範囲に合わせるにはテスターなどの専用設備が必要ですが、自宅のガレージでも簡易的な合わせ方は可能です。夜間、壁にライトを照射し、左右と上下の照射位置が適切になるよう調整しましょう。

破損や内部ズレの可能性があるケース

もし調整ダイヤルを回してもまったく動かない、あるいは光の焦点が極端にぼやけている場合は、内部のプロジェクター固定機構がズレていたり、樹脂パーツが割れている可能性があります。

その場合、分解して内部修理を行う必要がありますが、無理に手を入れると保証対象外になったり、さらに破損するリスクもあります。まずは購入店または製造元(クリスタルアイ)に相談し、修理対応の有無を確認しましょう。

7万円のヘッドライトを無駄にしないために

高価なパーツだけに、簡単に諦めたくない気持ちは当然です。自力で直せる範囲なら調整で済むことも多く、まずは調整ネジが生きているかを確認しましょう。

また、取り付け前後の写真や、点灯時の光の向きを記録しておくと、問題発生時に状況を客観的に把握できます。取り付け時の力加減や配線の取り回しなども再確認し、必要なら一度取り外して正しい位置で再装着してみるのも有効です。

ユーザーの体験談|焦らず対応すれば直ることも

実際に「GT86にクリスタルアイのヘッドライトを取り付けた際、光軸が大きく上を向いていたが、調整ダイヤルで5分ほどで修正できた」という声があります。

また別の例では「内部のステーがズレていたが、販売店に送って無料で調整してもらえた」との体験談もあります。あきらめる前に、販売店・製造元への相談は必須です。

まとめ:正しく手順を踏めば修復できる可能性は高い

光軸ズレは決して珍しいトラブルではなく、調整や取り付け直しで直るケースも多くあります。焦らず一つひとつ確認していくことが大切です。

どうしても解決しない場合や破損の可能性がある場合は、クリスタルアイのカスタマーサポートに問い合わせることで修理や交換対応が可能なケースもあるため、まずは相談してみましょう。愛車とのカーライフを快適に保つために、パーツへの理解と冷静な対応がカギです。

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