高級車と呼べる価格の目安とは?国産・外車の基準と実例を交えて解説

新車

車の世界では「高級車」という言葉がよく使われますが、その定義は意外と曖昧です。国産車でも高級とされるモデルがある一方、外車は高額であればあるほどラグジュアリーとされがちです。では、価格ベースで「高級車」と呼べるのは一体いくら以上なのでしょうか?本記事では価格面から見る高級車の目安について、国産車・外車の両面から解説します。

一般的に「高級車」とされる価格帯とは?

日本における高級車の価格帯として多く挙げられるのは、新車価格で700万円以上がひとつの基準です。これは大手ディーラーや自動車メディア、消費者アンケートでも目安とされる金額帯で、車両本体価格がこの水準を超えると高級車と認識されやすくなります。

ただし、600万円台でも十分にラグジュアリーな装備やブランド性を持つ車もあり、500万円以上から高級車の領域に入ると見る声もあります。

国産車の高級モデルの例

国産車の中でも高級とされる代表的な車種には以下のようなものがあります。

  • トヨタ・クラウン(新車価格:約460〜750万円)
  • 日産・フーガ(新車価格:約450〜600万円)
  • レクサス・LS(新車価格:約1200万円〜)

レクサスシリーズは言わずと知れた国産高級ブランドで、特にLSやLCは1000万円を超える価格帯が中心となっています。

外車における高級車の目安と代表例

外車では、日本の物価や車両税制などを考慮しても800万円以上が高級車と見なされやすい傾向にあります。

以下は代表的な高級外車モデルの一例です。

  • BMW 7シリーズ(新車価格:約1200万円〜)
  • メルセデス・ベンツ Sクラス(新車価格:約1400万円〜)
  • ポルシェ・カイエン(新車価格:約1100万円〜)

これらは価格だけでなく、内装の質感、安全装備、走行性能、ブランドステータスでも高級車の代名詞とされています。

価格以外で高級車と呼ばれる要素とは?

高級車の定義は価格だけでは決まりません。以下のような要素も関係しています。

  • ブランド価値(例:レクサス、メルセデス、アウディなど)
  • 上質な内装と静粛性(高級素材の使用や快適性)
  • 先進技術の搭載(自動運転支援、電子制御サスペンションなど)

これらの観点から、500万円前後でも「プレミアムカー」として扱われるモデルも多数存在します。

中古車の場合の高級車の見方

中古市場では、新車価格が1000万円近い高級車でも500万円以下で購入できるケースがあります。しかし、中古でもブランド力や装備内容により「高級車」として認識され続ける車もあります。

例えば、5年落ちのメルセデスSクラスが600万円で販売されていたとしても、その設計・品質・存在感は高級そのものです。

まとめ:高級車の基準は「価格+価値」

高級車の価格的な目安はおおむね新車で700〜800万円以上ですが、ブランドや装備、技術によってはそれ以下でも高級車と認識されることがあります。単なる価格だけでなく、「体験価値」や「所有する喜び」も高級車の本質と言えるでしょう。

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