ハーレー・ストリートグライドに10インチハンドルを装着する際の配線延長と必要な対策とは?

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ハーレーのストリートグライド(2011年式)は、カスタムベースとして非常に人気の高いモデルです。特にハンドル交換はルックスと乗り心地の変化を大きく感じられるカスタムのひとつです。本記事では、10インチの社外ハンドルへ交換する際に気になる配線延長やケーブルの対応について詳しく解説します。

10インチハンドルへの交換で必要になる作業とは?

ハンドルの高さが上がることで、ケーブル類や配線の長さが足りなくなるケースが多くあります。特に8インチ以上のアップでは、スロットルバイワイヤー用配線、クラッチケーブル、ブレーキホースの延長がほぼ必須となる場合が多いです。

2011年式のストリートグライドはスロットルバイワイヤ仕様で、配線の取り回しには慎重さが求められます。単純な延長だけでなく、コネクタ部の処理や断線リスクへの配慮も必要です。

実際の交換例に見る必要な延長項目

実際に10インチバーへ交換したオーナーの例を紹介すると、以下の部品が延長・交換されていました。

  • クラッチケーブル:約+4インチロング
  • ブレーキホース:約+4~5インチロング
  • 電装配線延長キット:スイッチ配線とスロットルバイワイヤ配線の延長
  • 必要に応じてアース線追加

配線は見た目に関係するだけでなく、動作に支障をきたす部分でもあるため、信頼できるショップでの作業が推奨されます。

自分でやる?プロに任せる?

工具の扱いや電気系統の知識に自信がある方であれば、ハンドル交換と延長作業をDIYで行うことも可能です。ただし、ハーレー特有の配線の複雑さや、ABSモデルではブレーキラインのエア抜きの難易度が高いため注意が必要です。

特にスロットルバイワイヤやスイッチ類の断線・誤接続は重大な故障や事故に繋がる可能性があるため、プロショップに依頼するのが無難という意見が多く見られます。

工賃や費用の目安

10インチのハンドルバーへの交換をプロに依頼する場合の費用は以下が目安となります。

  • ハンドル交換工賃:約15,000〜30,000円
  • 配線延長作業:約10,000〜20,000円
  • クラッチ・ブレーキホース交換:約10,000〜15,000円
  • パーツ代(延長キットなど):約15,000〜30,000円

合計でおよそ4万円〜8万円前後が相場となります。

交換時の注意点とアドバイス

10インチハンドルに交換する際は、見た目だけでなく操作性や安全性にも注目しましょう。高すぎるハンドルは、長時間走行時に疲れやすくなり、視認性にも影響を及ぼします。

また、ハーレー公式のアクセサリーマニュアルや、適合表を確認して、純正品との互換性をチェックすることも重要です。

まとめ:10インチアップには延長が必要、慎重に準備を

2011年式ストリートグライドに10インチハンドルを取り付ける場合、基本的には配線やケーブル類の延長が必要となります。DIYが可能な範囲もありますが、安全性を重視するならプロショップへの依頼がおすすめです。

愛車をより快適でカッコよく仕上げるためにも、事前の準備と正確な作業を心がけましょう。

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