DR-Z400SMはスズキの人気スーパーモタードであり、整備性の高さと軽快な走りで愛されています。オイル交換の際に欠かせないのがドレンボルト用のワッシャーですが、DR-Z400SMにはフレーム側とエンジン側の2つのドレンボルトが存在し、それぞれ異なるサイズのワッシャーが必要です。この記事では、そのサイズ情報を中心に、交換時の注意点やおすすめの部品もご紹介します。
DR-Z400SMのドレンワッシャーは2種類ある
DR-Z400SMはエンジンオイルの注入口と排出部がフレーム下とエンジン下の2カ所に分かれており、それぞれにドレンボルトが存在します。よって、ワッシャーも2種類必要になります。
各ワッシャーのサイズは以下の通りです:
- フレーム側ドレンワッシャー:内径12mm×外径20mm×厚さ1.5mm(アルミ製)
- エンジン側ドレンワッシャー:内径14mm×外径22mm×厚さ1.5mm(アルミ製)
ワッシャーの材質はアルミが基本
DR-Z400SMに使用されるドレンワッシャーは純正ではアルミ製が採用されています。アルミは柔らかく、締め付け時にしっかりとフィットしオイル漏れを防ぐのに適しています。銅製もありますが、締め付けトルクがシビアになるため、一般的なメンテナンスにはアルミがおすすめです。
部品番号で購入する場合は、フレーム側に「09168-12002」、エンジン側に「09168-14004」が使用されているケースが多くあります。ただし年式によって若干異なることがあるため、事前にパーツリストで確認するのが確実です。
交換のタイミングと注意点
ドレンワッシャーは毎回のオイル交換時に新品へ交換するのが理想です。繰り返し使用すると変形や硬化によって密着性が失われ、オイル漏れの原因となります。
また締めすぎによるワッシャーの変形も注意が必要です。DR-Z400SMのドレンボルトの締め付けトルクはフレーム側が23N・m、エンジン側が21N・mとされていますので、トルクレンチを使用して適正トルクで締め付けましょう。
おすすめの社外品と購入方法
純正ワッシャーの入手が難しい場合は、汎用品でも代用可能です。例えば、キタコ(KITACO)やデイトナ(DAYTONA)などのメーカーからは信頼性の高いワッシャーが多数販売されています。
Amazonやモノタロウなどでも「M12 アルミ ワッシャー」「M14 アルミ ワッシャー」で検索すれば対応品が見つかります。ただし、厚みと外径が純正に近いものを選ぶように注意しましょう。
まとめ:正しいサイズと交換で快適なメンテナンスを
DR-Z400SMのドレンワッシャーは、フレーム側が12mm、エンジン側が14mmです。ワッシャーは消耗品であり、確実に密閉するためには毎回の交換が推奨されます。適切なサイズを使用し、トルク管理を行うことで、愛車を良好な状態に保つことができます。
愛車の性能を最大限に引き出すためにも、こうした基本的なパーツにこだわることが大切です。
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