近年、SNSや動画サイトでよく見かけるようになった超高速の2ストスクーター。その中でも特に注目されているのが、台湾などアジア圏を中心に撮影された「改造175cc超えスクーター」の走行映像です。一見するとただのスクーターに見えますが、驚異的な加速や最高速を記録しており、バイクファンの間で大きな話題を呼んでいます。
台湾の「クレイジースクーター文化」とは?
台湾ではバイク文化が非常に盛んで、特に2ストロークエンジンを搭載したスクーターのチューニング文化が根付いています。これらのスクーターは、街乗り用というよりもドラッグレースや直線勝負用に特化されており、極端なチューニングが施されています。
ベース車両としてよく使われるのは「ヤマハBW’S」「キムコスーパー9」「SYM ジョイライド」などの台湾ローカルモデル。これらの車両に、排気量125〜175ccのエンジンをボアアップして積んだり、無理やり別エンジンに載せ替えたりといった改造が行われています。
このスクーターのカテゴリは?
こうした車両は日本でいうところの「フルチューン2ストスクーター」あるいは「モンスタースクーター」とも呼べる存在です。しかし台湾現地では「2T Drag Scooter(2スト・ドラッグスクーター)」や「175cc速克達(スークーダー=スクーターの意)」という言葉で表現されることが多いです。
また、動画の多くには「2T」、「改裝速克達」、「直線加速」などのワードがタイトルやタグに含まれており、これらがジャンルの特徴を表しています。
検索するときのおすすめワード
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YouTubeやTikTok、Xなどで検索するとヒットしやすく、現地の投稿者によるチューニングの過程やレースの様子が確認できます。
なぜ台湾ではこれほどスクーターが盛んなのか?
台湾は国内の道路事情や交通法規の関係から、バイクとりわけスクーターが主な移動手段です。そのため、国内でのスクーター販売・製造・整備に関するノウハウが非常に高く、各種パーツの流通も盛んです。
また、レースイベントやナイトドラッグといった非公式レースも数多く開催されており、チューニング文化が根強く支持されている背景があります。
日本では真似できるのか?
日本でも旧型2ストスクーターのチューニングは可能ですが、排気量アップやエンジン換装を公道で行う場合、法律の制限があるため注意が必要です。車両登録の変更やナンバー種別の見直しなどが必要になる場合もあります。
あくまで合法的に楽しみたいなら、ミニバイクコースでのスポーツ走行やジムカーナ的な活用がおすすめです。
まとめ|あの爆速スクーターは「2T Drag Scooter」。台湾の熱量を感じよう
動画で目を引く175cc級の爆速2ストスクーターは、台湾発の「2T Drag Scooter」カルチャーに端を発しています。検索の際には「2T」、「drag scooter」、「改裝速克達」などのワードを使うとヒットしやすいでしょう。
チューニング文化に興味がある方は、ぜひ海外のバイクカルチャーにも触れてみてください。ただし、日本で真似する場合は安全性と法令遵守をお忘れなく!
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