バイク卒検の急制動は何回?試験内容と注意点を徹底解説

運転免許

バイク免許の卒業検定では、各種課題が設定されており、その中のひとつが「急制動」です。教習生の多くが気になるのが「急制動は何回行われるのか」という点。この記事では、卒検における急制動の実施回数や注意点、合格のコツについて詳しく解説します。

卒検の急制動は通常1回のみ

基本的に、卒業検定での急制動課題は1回のみ実施されます。配布されるコース図にも1箇所しか記載がないのが通常で、それが正式な試験内容を示しています。

ただし、以下のようなケースでは例外もあります。

  • コース図に記載されていないが、補助的な確認で走行させられる場合
  • 試験官が操作ミスを検出できなかった場合の再試行

ただし、これらはイレギュラーな対応であり、正式な検定回数としては1回と捉えて問題ありません。

そもそも急制動とは?目的と評価基準

急制動とは、一定速度からブレーキ操作により短距離で安全に停止する技能を評価する課題です。通常は時速40km(普通二輪)または50km(大型二輪)で走行後、指示標識を通過したらただちにブレーキをかけ、停止線内に制動します。

評価ポイントは以下の通りです。

  • 指定速度をきちんと出せているか
  • 制動距離内に安全に停止できているか
  • ブレーキ操作に急激さや不安定さがないか

速度が出ていない場合や、停止距離を超えると減点・失格になることもあるので注意しましょう。

急制動で失敗したらやり直しはある?

急制動で明らかに失敗(転倒、急ブレーキで蛇行、大幅な速度不足)した場合、やり直しが認められることがあります。ただし、それは失格ではない程度のミスに限られ、試験官の判断次第です。

やり直しを想定した練習は必要ありませんが、検定中は1回で決めるつもりで集中しましょう。

実際にあった卒検の流れと急制動

ある教習所卒業生の体験談では、以下のような流れでした。

  • ウォーミングアップ走行
  • コーススタート
  • 坂道発進・スラローム・一本橋・クランクなどを通過
  • 急制動はコース後半に1回実施

このように、多くの教習所ではコースの終盤に急制動を設けており、心身の集中力が落ちるタイミングでもあるため注意が必要です。

急制動を成功させるポイント

成功率を上げるためのコツを以下にまとめます。

  • 発進直後からしっかり加速して規定速度に到達する
  • ブレーキ操作はフロント7:リア3の意識で前後バランス良く
  • クラッチは完全に停止する直前に切る
  • 停止線は手前で止まるくらいの意識で

特に速度不足による減点が多いため、加速には十分気を配りましょう

まとめ:急制動は1回が基本、準備万全で挑もう

バイク教習の卒業検定における急制動は、通常1回のみの実施です。コース図に明記された位置で行われるため、事前に確認しておくと安心です。再試行は原則ありませんので、1回の実施でしっかり制動できるように練習しておくことが大切です。

技能の完成度と冷静な操作が合格のカギ。ぜひ本番でベストを尽くしてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました