ナンバー付き車検切れ中古バイクのユーザー車検準備ガイド|継続検査の流れと必要書類まとめ

車検、メンテナンス

個人売買でナンバー付きの車検切れバイクを購入し、名義変更も済ませたら、次はいよいよユーザー車検です。この記事では、ユーザー車検に必要な書類や手続き、そしてその車検が「継続検査」になるかどうかをわかりやすく解説します。

ユーザー車検とは?

ユーザー車検とは、バイクオーナーが直接陸運局(運輸支局)に持ち込み、法定点検や整備をしたうえで車検を受ける方法です。整備工場やバイクショップを通さないため、費用を安く抑えることができます。

車検切れのバイクでも、ナンバーが付いていて名義変更が済んでいれば「継続検査」の扱いになります。

必要な書類と準備するもの

  • 自動車検査証(車検証)
  • 自動車検査証記録事項(名義変更後の控え)
  • 自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)
    ※有効期間が車検満了日以降まであることが必要です。
  • 継続検査申請書(陸運局で入手可)
  • 点検整備記録簿(または24ヶ月点検記録簿)
  • 車検用納税証明書(年度内の軽自動車税の納付済が確認できる書類)
  • 印鑑(認印でOK)
  • 費用(重量税、検査手数料、自賠責加入など)

継続検査としての取り扱いについて

「継続検査」は、車検有効期限が過ぎた車両でも、ナンバーが付いており車検証が存在する場合に適用されます。今回のように、名義変更を行って新ナンバーを取得している場合も、正式な所有者として継続検査を受けることができます。

一方、廃車されたバイクなどは「新規検査」となります。ナンバー付きであれば、継続検査と覚えておきましょう。

ユーザー車検前にしておく整備項目

ユーザー車検は「点検整備」が必須です。以下の項目を重点的に確認しましょう。

  • ブレーキの効きと残量
  • タイヤの摩耗・空気圧
  • 灯火類の点灯・点滅
  • ホーンの動作
  • 排気ガスの状態(白煙や異臭など)

可能であれば、信頼できる整備工場で法定24ヶ月点検を受けておくと安心です。

車検予約と当日の流れ

ユーザー車検は完全予約制です。国土交通省の車検予約サイトから希望する運輸支局と日時を選んで予約します。

当日は、書類の提出→検査ライン通過→合格で新しい車検証とステッカーが交付されます。

まとめ:準備さえ整えばユーザー車検は難しくない

ナンバー付きで名義変更を終えた中古バイクは「継続検査」としてユーザー車検に臨むことができます。必要書類や整備さえしっかりしていれば、初めてでも問題ありません。整備記録や保険の準備をしっかりと行い、計画的に検査予約を入れておきましょう。

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