中古でGP5型フィットを購入した際、フォグランプ横に昼間でも点灯し続ける縦細いライトが気になる方も多いはずです。本記事では、その謎のライトの正体や消せない理由、そして消したい場合の対処策まで、わかりやすく解説します。
■あのライトはデイライト(DRL)?
まず結論から言うと、あの縦細いライトは「デイタイムランニングライト(Daytime Running Light=DRL)」として設計されたもので、昼間の視認性を高める役割があります。
純正のGP5では、フォグとは別回路でエンジン始動やライトON状況に応じて自動的に点灯する仕様です。
■なぜ消せない?構造的理由をチェック
一部のDRLは、フォグやヘッドライトと連動せず常時点灯する設計になっています。管理者が意図的に消すスイッチが設けられておらず、車両側の回路制御では消灯ができないケースがほとんどです。
フォグON/OFFとは独立しているため、ライトOFFにしても残るのです。
■DRLを消灯したい!対処方法
- ヒューズ抜き:DRLに対応するヒューズを抜く方法。ただし他回路に影響がある可能性あり。
- 配線をカット・分岐改造:DIYレベルで配線を断線またはスイッチ追加。電装知識が必須。
- オートOFFリレー導入:DRLにリレーを入れて「ヘッドライトOFF時に点灯する」制御を後付け。
ただしすべて自己責任で、整備知識に不安がある場合は業者に依頼するのが安全です。
■消すべき?法規・安全性を踏まえる判断ポイント
日本ではDRL義務化はされておらず、設置自体が違法ではないケースも多いです。
しかし、保安基準に適合しない改造は車検で指摘される可能性があるので注意が必要です。
デイライトは自車の存在をアピールする安全装備としても有効なため、点灯したままでも問題ないという考え方もあります。
■実際に対処したユーザーの声
実際にDIYでヒューズを一時抜いて対処した方が「消えた!」という報告がありますが、常時点灯ではなく、本来の意図に沿った使い方も検討すべきという意見もあります。
■まとめ
GP5型フィットの縦細いライトはDRLとして設計されており、構造的に消すことはできません。
完全に消したい場合はヒューズ抜きや配線改造、リレー導入などの手段がありますが、車検対応や安全性を考慮すると、純正状態で使うのが最も安心です。
それでも気になる場合は、電装に詳しい専門業者に相談することをおすすめします。
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