ランドクルーザー300シリーズの中でも上位グレードとなる「ZX」やモデリスタ仕様は、国内外で高い人気を誇ります。この記事では、5年後に走行距離5万km以下のランクル300 ZXモデリスタ付き中古車が600万円台になる可能性について、中古車市場の動向や価格変動の傾向から解説します。
ランクル300 ZXとモデリスタ仕様の価値
ランドクルーザー300 ZXは高級感と走破性を兼ね備えたモデルで、2021年のデビュー以降、新車価格は約730万円〜とされています。モデリスタエアロパーツが装着された車両は、さらに数十万円上乗せされることが一般的です。
このような車両は中古市場でも需要が高く、プレミア価格がつきやすいのが特徴です。
過去モデルから見る価格推移
ランクル200(前モデル)やプラドの過去の中古車価格推移を見ると、5年落ち・5万km前後でも新車価格の約70〜80%を維持する傾向があります。特に人気グレードやカスタム車はそれ以上の残価がつくこともあります。
例:2016年式ランクル200 ZX モデリスタ仕様 → 2021年時点の中古価格:620〜680万円(新車時価格約730万円)
今後の価格変動要因
- 海外需要:中東や東南アジアではランドクルーザーの人気が根強く、円安と相まって輸出需要が価格を押し上げる
- 新車供給の制限:半導体不足や生産調整により新車納期が延びると中古価格は高止まりする
- モデルチェンジ:後継モデルや特別仕様車の登場で価格が緩やかに落ちる可能性も
5年後、600万円台になる可能性は?
条件次第では、5年後でも600万円台を維持する可能性は十分にあります。ただし、以下のような点が重要になります。
- 走行距離が5万km以下
- 事故歴・修復歴なし
- モデリスタ装備や純正オプションの有無
- メンテナンス記録がしっかりあるか
特にモデリスタ仕様は希少価値があり、通常モデルよりも高値で取引されやすくなっています。
将来の価格に備えてできること
将来の高値売却を視野に入れるなら、定期的なディーラー点検や純正パーツの維持がポイントになります。フルノーマル状態を保つことで、査定時に有利になりやすいです。
また、走行距離を抑えつつ、ワンオーナー記録を維持することで中古市場での評価が高くなります。
まとめ
ランクル300 ZX モデリスタ仕様は高い資産価値を維持しやすい車種であり、5年後でも600万円台の中古価格で流通する可能性は十分にあります。ただし、海外需要や新車供給状況によって価格が変動する点に留意しましょう。売却や購入を検討している方は、市場動向をこまめにチェックすることをおすすめします。
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