普通自動車免許をすでに持っている方が、教習所で普通自動二輪の卒業検定に合格した後、免許センターでの手続きで何が必要になるのか不安に思う方は多いでしょう。この記事では、二輪免許追加取得の際の流れや、免許証の写真撮影があるのかどうかについて詳しく解説します。
免許追加取得の手続きは「記載事項変更」
既に普通自動車免許を保有している場合、普通自動二輪を取得する際には「新規発行」ではなく「免許区分の追加登録」となります。つまり、現在の免許証に新しく「普通二輪」の記載が追加される形です。
このため、免許センターでは「記載事項変更」という処理が行われます。運転可能な車種の欄に「普通二輪」が追記され、新しい免許証が交付されます。
写真撮影は必要?免許証は更新される?
免許区分の追加を行う際には、ほとんどの都道府県で新しい免許証の交付が伴うため、写真撮影が行われます。そのため、免許センターでは写真撮影ブースに案内されるのが一般的です。
ただし、地域によっては現在の写真を再利用する場合もあるため、最新の手続きについては各都道府県の運転免許センター公式サイトにて確認するのが確実です。
持参が必要なものと費用
- 卒業証明書(教習所で発行)
- 現在の運転免許証
- 申請用の証明写真(写真撮影がある地域では不要)
- 申請手数料(概ね2,000~3,000円程度)
- 印鑑(都道府県によっては不要)
写真撮影が免許センターで行われる場合、申請用写真を別に用意する必要はありません。
免許証の有効期限と区分追加後の扱い
新しい免許証が交付されたとしても、有効期限は元の免許証と変わりません。つまり、追加された免許の有効期限も元の自動車免許の期限に準拠します。
例:元の免許証が「令和7年5月末」までの場合、普通自動二輪を追加してもそのまま「令和7年5月末」までのままです。
免許センターでの流れ(当日)
当日は以下のような流れで手続きが進みます。
- 受付・書類提出
- 視力検査(必要な場合)
- 手数料納付
- 写真撮影
- 新しい免許証の交付
全体で1~2時間ほどかかるケースが多いため、余裕をもってスケジュールを立てましょう。
まとめ:写真撮影は基本的に「あり」、事前準備が大切
普通自動車免許を持った状態で普通自動二輪免許を追加取得する場合、免許センターでの写真撮影が基本的に行われ、新しい免許証が発行されます。写真撮影の有無や持ち物は都道府県によって若干異なるため、手続き前に公式サイトで確認すると安心です。
しっかり準備を整えて、スムーズに新しいバイクライフをスタートさせましょう。
コメント