原付からカブへの買い替えはアリ?ギア操作・将来の中型免許を見据えた賢い選択とは

運転免許

原付生活を送っている方の中には、現在のバイクに不満を感じつつも、「中型免許を取るかどうか」「今買い替えるべきか」で悩む方も少なくありません。中でも、耐久性・カスタム性に優れたカブシリーズは魅力的な選択肢として注目されています。本記事では、現行のオンボロ原付からカブへ乗り換えるメリットや、親からの反対意見をどう乗り越えるか、実際の生活コストに合わせた判断ポイントを解説します。

現在の原付の状態と安全性リスク

10年前のDIOを借りている状況とのことですが、セル・キック共に始動不可、片側ミラー欠損、ウインカー不良、ボックスの鍵不調など、明らかに危険な状態です。これは「故障」ではなく「整備不良車」に近く、公道を走る上でもリスクが高いと言わざるを得ません。

仮に自損事故や車両故障が発生した場合、「借り物」という立場上、責任問題にも発展する可能性があります。特に点灯系(ウインカー)は道路交通法に関わるため、今すぐ対処すべき深刻な状態です。

カブの魅力:耐久性・経済性・カスタム性

ホンダ・スーパーカブは世界中で販売台数1億台を超える伝説のバイクであり、耐久性・整備性・燃費の良さから「長く使える乗り物」として定評があります。

さらに、カブはパーツ供給が豊富で、リアキャリアやレッグシールド、シートなど外装パーツのカスタムも自由自在。エンジン周りもボルトオンでのパーツ交換が可能なため、少しずつ改造を楽しみながら知識も蓄えられるという、趣味性も高い一台です。

親の意見にどう向き合うか

「ギア操作が面倒」「中免取るなら原付はもったいない」という親の意見も一理ありますが、現在のバイクの不具合を説明し、安全性と実用性の面から冷静に話すことが大切です。

たとえば、「壊れる前に安定して使えるカブに買い替えたい」「ギア操作は中型免許の予行練習にもなる」など、将来を見据えた提案をすれば、理解を得られやすくなります。

月収と支出からみる現実的な購入計画

毎月の手取りが約8万円で、固定支出(ケータイ代やサブスク)が8,000〜10,000円、交際費が10,000円とすると、残りの自由資金は約40,000〜50,000円。

新車のスーパーカブ110は約30万円、中古のスーパーカブ50なら10万円以下でも良品があります。5万円前後を頭金にして、ローンを組むという現実的なプランも視野に入れると無理がありません。もちろん、中古車両の整備状態には十分注意が必要です。

カブの操作系は中型免許の練習になる?

カブは「自動遠心クラッチ」という仕組みで、左手のクラッチ操作が不要な一方、左足でのギア操作は必要です。これにより、ギア選択の感覚をつかむことができ、中型二輪車(MT)へのステップアップ時に有利です。

実際に多くのライダーが「カブに慣れていたおかげで教習がスムーズだった」と語っており、原付以上・中型未満の絶妙な練習台としておすすめです。

まとめ:安全と将来を見据えたカブへの乗り換えは合理的

現行の原付が安全面で大きなリスクを抱えている以上、買い替えを検討することは正しい判断です。そして、将来的に中型免許取得を目指すなら、耐久性が高く、練習にもなるスーパーカブは理にかなった選択肢です。

資金面での計画さえしっかり立てられれば、日常の足としても、趣味としても満足度の高いバイクライフを実現できるでしょう。

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