バックステップ選びで失敗しないためのポイント|角度・位置・適合確認のコツ

カスタマイズ

バイクのカスタムパーツとして人気の高い「バックステップ」。スポーティなポジションやコーナリング性能の向上を目指して交換を検討する方も多いでしょう。しかし、いざ選ぼうとすると角度や取り付け位置の詳細がわかりにくく、困ってしまうことも。本記事では、失敗しないバックステップ選びのために知っておきたいポイントを詳しく解説します。

バックステップとは?その目的とメリット

バックステップとは、バイクのステップ位置を後方かつ上方に移動させるカスタムパーツのこと。主にスポーツ走行を意識したライダーが導入します。メリットとしては以下の通りです。

  • 前傾姿勢が取りやすくなる
  • バンク角が確保され、コーナリング性能が向上
  • ステップ荷重がしやすくなり操作性アップ

ただし、慣れないうちはポジションに違和感を覚える人も多く、街乗りが中心の方には不向きな場合もあります。

角度・位置が異なる理由と確認方法

バックステップはメーカーや車種、商品ごとに設定されているポジションが異なります。例えば「20mmバック/30mmアップ」といったように、数値で具体的に記載されている場合もあります。これは純正ステップと比べてどれだけ後ろ・上に位置が変更されるかを示しています。

一方、Amazonなどの通販サイトでは詳細なポジション表記が省かれているケースが多く、確認が難しいことも。その場合は、以下の方法で調べるのがおすすめです。

  • メーカー公式サイトで仕様図を確認
  • バイク専門店のECサイト(Webikeやナップス)を利用
  • 商品名を検索し、レビューサイトやYouTube動画をチェック

対応車種の適合確認は必須

角度やポジション以上に大切なのが、あなたのバイクに取り付け可能かどうかの適合確認です。同じバックステップでも、型式や年式がわずかに異なるだけで装着できないケースがあります。

たとえば「YZF-R25(2015)」と「YZF-R25(2020)」ではステップ周りの構造が違い、専用設計が必要です。購入前には必ず「適合車種一覧」をメーカーサイトで確認しましょう。

可変式ステップのメリットとは

最近では「可変ポジション」タイプのバックステップも人気です。複数の位置調整が可能で、自分の体格や好みに合わせて微調整できます。特に初めてバックステップにチャレンジする方や、街乗りとワインディング両方を楽しみたい方にはおすすめです。

ただし、調整範囲が広くても車体構造やペダル位置によっては干渉のリスクもあるため、注意が必要です。

実際の選び方のステップ:初心者向けガイド

初めてバックステップを選ぶ場合、以下の順序で検討すると失敗が少なくなります。

  1. 自分のバイクの型式・年式を確認
  2. 希望のポジション変化(例:スポーツ寄り、ツーリング寄り)を明確にする
  3. 信頼できるメーカー(ベビーフェイス、AGRAS、STRIKERなど)を選定
  4. 公式サイトや販売店でポジション図を確認
  5. レビュー・SNS・YouTubeで実装例をチェック

特にバイクの個体差や個人の体格によるフィーリングの違いも大きいため、実車装着レビューは参考になります。

まとめ:スペックを把握して自分に合ったバックステップを

バックステップは走りの質を大きく変える重要なパーツです。角度や取り付け位置は製品ごとに異なるため、公式情報やレビューを活用してしっかりと下調べを行いましょう。適合確認を怠らず、あなたのバイクライフにフィットした一台を選んでください。

適切な情報収集と事前準備さえすれば、バックステップはあなたのバイクに新たな魅力を加える頼もしい味方になるでしょう。

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