プリウス50系において、フットランプを自分好みにカスタマイズするユーザーは増えています。中でも「ヘッドランプ点灯時だけフットランプが点くようにしたい」というニーズは特に多く、配線や設定次第で対応可能です。今回は、そんな照明設定に関する方法と注意点を解説します。
プリウス50系の純正フットランプの仕様とは?
プリウス50系では、フットランプは標準ではドア開閉やイグニッションONと連動して点灯することが一般的です。これは室内照明(ルームランプ)と連動しており、夜間の足元視認性向上が目的です。
オプションや社外パーツによっては、常時点灯やイルミネーション連動に設定されていることもあります。
理想の点灯条件「ヘッドランプ連動」とは?
夜間走行中のみフットランプが点灯する「ヘッドランプ連動」とは、車両のポジションランプやヘッドライトが点いたときにだけ点灯させる設定のことです。これにより、日中の不要な点灯を防ぎ、省電力化やスマートな見た目を実現できます。
この仕様にするには、イルミ電源(イルミネーション連動線)を利用した接続が基本となります。
DIYで設定を変更する方法
必要な道具:
- 電工ペンチ/圧着端子
- 検電テスター
- エレクトロタップまたは分岐コネクター
- 絶縁テープ/配線ガイド
作業手順:
1. グローブボックス下などにある既存のフットランプ配線を確認。
2. ヘッドランプ点灯時に12Vが流れる「イルミ電源線」を探し、検電テスターで確認。
3. フットランプの電源線をこのイルミ電源と接続。分岐にはエレクトロタップが便利です。
4. 配線の固定と絶縁をしっかり行い、誤作動を防止。
5. 点灯動作をテストし、ヘッドランプON時のみ点灯するか確認します。
配線の場所や注意点
イルミ電源は「オーディオ裏」や「アクセサリー電源ユニット」「ステアリングコラム下」に来ていることが多いです。DIYが不安な場合は、整備士またはディーラーに相談するのも一つの方法です。
また、社外品のフットランプユニットやコントローラーを導入すると、より簡単に希望の点灯パターンが設定できる場合もあります。
プロに頼む場合の費用とメリット
ディーラーやカー用品店での施工では、部品代+工賃で5,000円〜15,000円ほどが目安です。確実な配線と保証付き施工が可能となり、不安な方にはおすすめの選択です。
特に新車保証との兼ね合いもあるため、配線加工による保証対象外リスクを避けたい方はプロの施工が安心です。
まとめ:夜間のドライブを美しく安全に
プリウス50系のフットランプをヘッドランプ連動にすることで、夜間走行時の足元照明をスマートに演出できます。DIYでも対応可能ですが、配線や電源の理解が不可欠。無理なく、安全第一での施工を心がけてください。
愛車をより快適に、よりスタイリッシュにカスタマイズするヒントとして、ぜひ今回の情報を活用してみてください。
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