ZX-25R SEに50.8φスリップオンマフラーを取り付ける方法と必要なアダプター・エキパイの選び方

バイク

Kawasaki ZX-25R SE(2022年式)に社外50.8mmスリップオンマフラーを取り付けたいと考えている方へ。本記事では取り付けの際に必要となる排気管アダプターや延長エキパイの選び方、加工時の注意点を詳しく解説します。純正マフラーの構造を理解し、スムーズにカスタムを進めるための知識をまとめました。

ZX-25R純正マフラーの構造と「お弁当箱」部分

ZX-25Rは排気系にサブチャンバー(通称お弁当箱)が配置されています。この部分で排気音の消音と排ガス浄化を行っています。多くの社外マフラーはこのお弁当箱以降をスリップオンで交換する形式になっています。

50.8φ対応マフラーを取り付けたい場合、「お弁当箱手前」でパイプをカットし、エキパイを加工する必要があります。純正エキパイの外径は約42.7mm前後であるため、直接50.8mmのマフラーを装着するには変換アダプターが必要です。

排気管アダプターの選び方

必要になるのは以下の条件を満たすアダプターです。

  • 内径:42〜43mm(純正エキパイにフィット)
  • 外径:50.8mm(スリップオンマフラー側に対応)
  • 材質:ステンレス製が耐久性・耐腐食性に優れる

Amazonやモノタロウ、バイクパーツ専門ショップで「43-50.8 アダプター」などと検索すると該当商品が見つかります。

延長エキパイの必要性と寸法の目安

スリップオンマフラーによっては、純正の切断位置と差し込み口の位置が合わない場合があります。このときは中間パイプ(エクステンション)を用意しましょう。

パイプの長さはマフラーの差し込み深さや車体の取り回しによって異なりますが、おおよそ100mm〜150mm程度が一般的です。パイプの太さもアダプター同様、42.7mm→50.8mmに合わせる必要があります。

取り付け手順の概要と注意点

1. サイレンサー後方の純正パイプを確認し、「お弁当箱手前」で切断します。

2. 切断面を整え、アダプターを純正パイプに装着します(必要に応じて耐熱バンドなどを使用)。

3. 延長エキパイが必要であれば取り付け、最後にスリップオンマフラーを装着して締め付けます。

※注意点:排気漏れを防ぐため、耐熱パテやバンドを併用すると確実です。また公道での使用が違法となる可能性があるため、車検非対応マフラーにはご注意ください。

実際に装着したオーナーの声と事例

実際にZX-25R SEに50.8スリップオンを取り付けたユーザーの多くは、切断・接続ともDIYで対応しているようです。中にはマフラーがリアアクスルに干渉しないよう、少し角度を工夫して装着する必要があったというケースも。

「アダプター選びさえ合っていれば、装着は意外とスムーズでした」「溶接なしで済ませられたのが良かった」という声もありました。

まとめ:スリップオン取り付けには正確な寸法確認が重要

ZX-25R SEに50.8mmスリップオンマフラーを取り付けるには、変換アダプターと場合によっては中間エキパイが必要になります。サイズはエキパイの外径(42〜43mm)に対応したアダプターを選ぶことが最重要ポイントです。加工を伴うカスタムとなるため、不安があれば専門ショップへの相談も検討しましょう。

安全・確実な取り付けで、ZX-25Rの魅力をさらに引き出してみてください!

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