ファミリー層に人気のステップワゴンでは、ロングドライブ中の後席快適性を高めるアイテムとして「後席モニター」が注目されています。しかし、最近では「後席エアコンがあるとモニターが付けられない」と言われることもあり、混乱している方も多いのではないでしょうか。本記事では、ステップワゴンに後席モニターを装着する際の注意点や代替策を詳しくご紹介します。
なぜ後席モニターが取り付けできないことがあるのか?
ステップワゴンの一部グレードでは、後席モニターの取付位置と天井に設置される独立エアコン吹き出し口が干渉することがあります。特にメーカー純正モニターは、天井中央への設置が前提のため、吹き出し口と物理的に重なる仕様となっている場合があります。
このため、販売店によっては「後席エアコンを取らないと後席モニターが付けられません」と案内されるケースがあります。これは安全性や配線の問題を考慮した上での判断です。
ステップワゴンで後席モニターを付ける主な選択肢
後席モニターを諦める必要はありません。以下のような方法で対応することが可能です。
- 1. メーカー純正リアモニターを選ぶ(エアコンレスグレード)
後席エアコンのないグレードやオプション設定なら、純正モニターの装着は問題なく可能です。 - 2. 社外品のフリップダウンモニターを取付
社外品なら設置位置を調整できるため、吹き出し口を避けて設置できるモデルもあります。 - 3. シートバックモニター方式を選ぶ
ヘッドレストに装着するタイプなら天井に関係なく後席で映像視聴が可能です。
各方法にはそれぞれメリット・デメリットがあるため、自分の使い方や予算に合わせて選ぶことが重要です。
実際のユーザーの声と事例紹介
あるユーザーはステップワゴン「AIR」グレードを選択。後席エアコン付きだったため、純正モニターは断念し、社外の12.1インチフリップダウンモニターをディーラー経由で取付。天井のエアコン吹き出し口から位置をずらし、快適に使用できているとのことです。
また別の例では、子どもがタブレットを持ち込むことが多く、あえてモニターを設置せず、前席からHDMI経由で後席に映像を飛ばせるよう工夫している家庭もあります。
後席モニター選びの際の注意点
後席モニターを導入する際は、以下の点を事前にチェックしておきましょう。
- グレード・装備によって天井の構造が異なる
- モニターと後席エアコンの位置関係を必ず確認
- 純正ナビとの接続性・制限事項も把握しておく
- ディーラーや取付業者に施工実績を確認する
純正装着では限界がある場合も、信頼できるプロショップでの取付なら柔軟に対応してくれるケースも多くあります。
まとめ|エアコンとの干渉はあるが、後席モニターは工夫次第で装着可能
ステップワゴンでは、後席エアコンの位置関係によって純正後席モニターの装着が難しい場合がありますが、社外品のフリップダウンモニターやシートバック型モニターを使えば問題を回避することが可能です。
家族でのドライブをより快適にするために、車両の構造と装備に合った方法を検討してみてください。購入前に複数のディーラーや専門店へ相談することが、満足のいく選択につながります。
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