ハーレーダビッドソンに憧れを抱くライダーは少なくありませんが、いざ跨ってみると「予想以上に重い!」と感じる人も多いです。特に女性や小柄な体型のライダーにとっては、取り回しの重さや車体の起こしにくさがハードルになることも。今回はその原因と対処法を詳しく解説していきます。
ハーレーはなぜ重く感じるのか?
ハーレーの車重は平均して300kgを超えるモデルが多く、国産の中型バイクと比べると圧倒的に重いです。これは、エンジンの大きさや伝統的な鉄製フレーム、重厚なデザインが影響しています。
また、ハーレーは低重心設計ではありますが、停車時や引き起こし時にはその重さがモロに伝わってくるため、「起こすのが無理」と感じることも珍しくありません。
体型や体力が影響する?
体型が小柄な方や筋力に自信がない方がハーレーを重く感じるのは自然なことです。身長が低いと重心をうまく使いづらく、体重移動でのコントロールが難しくなります。
とはいえ、体格だけが全てではありません。コツを掴めば、体重が軽い方でも問題なく取り回しできるようになります。実際に150cm台の女性ライダーでもハーレーに乗っている方は多数います。
取り回しに自信をつける練習法
まずは軽い国産バイクで、バイクを「起こす」「押す」などの基本操作を繰り返し練習するのがおすすめです。ポイントは腕の力だけでなく、脚と体重を上手く使うこと。
また、ハーレーに特化したライディングスクールや女性向けのライディング講習に参加するのも効果的です。実際の重量級バイクに触れることで、感覚が養われていきます。
ハーレーの中でも比較的扱いやすいモデル
すべてのハーレーが重すぎるわけではありません。たとえば「スポーツスターS」や「ナイトスター」などは比較的軽量で、シート高も低いため、初心者や女性にも人気があります。
また「ローライダーST」や「ストリートボブ114」も重心が低く取り回ししやすい設計となっており、足つきも良好です。
実際の女性ハーレー乗りの声
「最初は重くて立ちゴケもしましたが、毎日跨って取り回しの練習をしたら少しずつ慣れてきました。今ではツーリングにも自信を持って行けます。」(20代女性/身長155cm)
「重いけどその分安定感があって、高速道路では逆に安心感があります。コツを掴めば女性でも全然乗れますよ。」(30代女性/身長160cm)
まとめ:重さは事実。でも工夫と経験で克服できる
ハーレーが重く感じるのは、決して「体力がないせい」だけではありません。設計上の特徴やバイクの構造が関係しており、最初に驚くのは誰もが通る道です。
大切なのは「自分に合ったモデル選び」と「少しずつ慣れること」。無理なく安全に、そして楽しくハーレーライフをスタートするためにも、焦らず段階を踏んでみてください。
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