エイプ100のハイカム選びに迷ったら?ヨシムラST-1とSP武川の比較と選び方のポイント

カスタマイズ

エイプ100のパフォーマンスをワンランクアップさせるチューニングの一つに「ハイカム化」があります。特にツーリングやサーキット走行を楽しむライダーにとって、適切なハイカム選びは走りの質を左右する重要なポイントです。本記事では、ヨシムラST-1カムシャフトとSP武川パワーアップカムの比較を軸に、エイプ100に最適な選択肢をわかりやすく解説します。

ヨシムラST-1カムシャフトの特徴と魅力

ヨシムラST-1は高回転域での出力向上を狙った設計で、主に中高速域の伸びが期待できます。特にヨシムラ製キャブやマフラーと組み合わせることで、パーツ同士の相性が良くトータルバランスに優れた仕様が実現します。

ただし、ST-1はカムホルダーの加工が必要な場合があり、年式によってはそのままポン付けできない点がデメリット。加工経験がないユーザーにとっては心理的なハードルとなるかもしれません。

SP武川パワーアップカムの特徴と利便性

SP武川のカムは、ノーマルヘッドに無加工で取り付け可能な設計となっており、手軽さが魅力です。街乗りやツーリングを主体とした使用では、扱いやすいトルク特性とマイルドな加速感が得られます。

サーキット走行も視野に入れるなら、爆発的なパワーアップではないものの、コントロール性と信頼性に優れた選択肢といえます。

仕様と目的に合わせた選び方

現在の仕様(CRmini MJN22、ヨシムラマフラー、ノーマル100cc)との相性を考えると、ヨシムラST-1は統一感のあるパーツ構成として理想的。ただし、加工の手間を避けたいならSP武川が無難です。

たとえば、サーキットで高回転域を多用するならヨシムラST-1、ツーリング主体で安心して乗りたいならSP武川というふうに、走り方で選ぶのが失敗しないポイントです。

年式不明エンジンの場合の注意点

エンジンの年式が不明な場合、ヨシムラST-1を取り付けるには仮組みしてクリアランスの確認が必要です。万が一の干渉を避けるためにも、信頼できるバイクショップでの取り付けを推奨します。

また、SP武川の製品であれば年式に左右されずに装着可能なケースが多いため、安心して導入できます。

体感レベルの違いはある?

ヨシムラST-1はサーキットでのタイム短縮や加速感に体感的な差が出やすい設計。一方、SP武川は街乗りでの快適性や燃費面に配慮されており、用途による評価は分かれるところです。

多くのユーザーの声では、「SP武川はどの回転域でも扱いやすく、普段使いに最適」「ヨシムラは高回転での気持ち良さがやみつきになる」という評価が見られます。

まとめ:加工の有無と走行スタイルで最適な選択を

エイプ100におけるハイカム選びは、走行スタイルや取り付け環境、パーツの相性など複数の要素から検討する必要があります。加工が前提でも高性能を求めるならヨシムラST-1、手軽に性能アップしたいならSP武川が有力です。

最終的には「何を重視したいか」によって選択が変わります。ぜひご自身のスタイルに合った最適なカムシャフトを見つけて、エイプライフをより楽しんでください。

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