シフトリンクやシフトペダルに使用される『ピロボール』(ロッドエンド / spherical bearing)は、多くの製品で金属やシルバーカラーが主流で、ブラックカラーのオプションがあるのか気になる方も多いようです。この記事では、純正品や社外品でのカラー展開や選び方のポイントをご紹介します。
ピロボール(ロッドエンド/スフェリカルベアリング)とは?
ピロボールは、シフトやサスペンションなどに使われる球状関節で、角度を自在に動かせるロッドエンド部品とも呼ばれます。モータースポーツ用としても使用され、自動車やバイク(例:Kitacoのシフトリンク)にも装着されていることがあります。[参照] :contentReference[oaicite:0]{index=0}
多くの場合、素材や表面仕上げにより見た目はメタリック系で、ブラック塗装や黒アルマイトのオプションは限定的です。
純正パーツにはブラック仕様があるのか?
メーカー純正部品では、安全性や耐久性優先でブラックカラーのピロボールはほとんど存在しません。
たとえばC‑U‑S‑C‑O(CUSCO)のピロボールマウントは青アルマイトやシルバー系が主流で、ブラックカラーの設定は少ないのが現状です。:contentReference[oaicite:1]{index=1}
社外品でブラックカラーは見つかる?
社外製品では、特にカスタム用途向けにブラックや黒アルマイト仕上げのロッドエンドやピロボールを提供するメーカーも存在しますが、
- 一般的に流通量は少なく
- メーカーやロットによっては色展開が限定的
たとえば、Kitacoのシフトリンク用ピロボールタイプでは、カラーバリエーションがシルバー主体でブラック設定がない場合もあります。:contentReference[oaicite:2]{index=2}
ブラックのピロボールを選ぶ際の注意点
カラーだけで選ぶと品質や機械的適性が異なる場合があるため、以下を確認しましょう。
- 耐食性や耐摩耗性(コーティング素材)
- 内寸およびネジサイズの適合
- 動荷重対応や回転の滑らかさ
黒い部品があっても、中身が異なる仕様で快適性や耐久性が純正品と異なる可能性があります。
実際にブラックタイプを探すには?
ブラック仕様を探すなら以下が有効です。
- モータースポーツ系パーツメーカーのラインアップをチェック
- Amazonやebayなど海外通販で『black rod end bearing』『black spherical joint』で検索
- カスタム仕様で黒アルマイト加工を別途依頼
一般的には、英語での検索や専門ショップへの問い合わせが見つける近道です。
まとめ:ブラック仕様は希少、探すなら専門ルートで
結論として、シフトペダル用ピロボールのブラック仕様は、純正では基本的に存在せず、社外品でもカスタム系に限られる希少な存在です。
もしどうしてもブラックカラーが必要な場合は、信頼できる社外メーカーや専門ショップで対応可否を確認し、質やサイズに注意して選ぶのが安心です。
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