ダイハツ純正エンジンスターターは設定温度を変更できる?冷えが悪い問題の対処法とは

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夏場の車内温度上昇を防ぐために活用されるエンジンスターターですが、ダイハツ車における純正リモコンスターター(特にLA910系)では「設定温度25℃で起動するため冷えが甘い」といった声もあります。本記事では、温度設定の変更が本当に可能かどうか、そして代替策について詳しく解説します。

ダイハツ純正エンジンスターターの仕様と温度設定の現状

ダイハツ純正エンジンスターターは、エンジン始動時に自動的にエアコンをONにしますが、初期設定では25℃固定で起動する仕様となっています。

このため、夏季においては車内温度が十分に下がらず、「エンジン始動=快適」とはなりにくいケースが多いのが現状です。

「エンジン停止時の温度設定を記憶する」設定は可能?

一部の車種や市販のエンジンスターターでは、「エンジン停止時のエアコン設定を記憶し、次回始動時に反映させる」機能があります。

しかし、ダイハツ純正(特にLA910系)ではこの機能は非対応で、現在のところディーラーでの設定変更も不可とされています。

一部ネット情報では「対応可能」とする事例が紹介されていますが、実際には年式や型式、オプション構成によって異なり、ほとんどのディーラーでは対応できないのが実情です。

ユーザーが実践している代替策

  • エンジン停止前に温度を最低設定(18℃〜20℃)にしておく:設定は記憶されないが、送風モードなどが反映される車種もあり。
  • 後付けエンジンスターターへの交換:社外品には記憶機能付きモデルもあり、より細かな制御が可能。
  • 日除けシェードやサンシェードの併用:スタート時の車内温度上昇を抑制することで、冷却効率を向上。

特に後付けのスターターは、「エアコンON/OFF状態・風量・モード」を記憶して起動できる商品もあり、快適性を求めるなら選択肢のひとつとなります。

設定変更に関するディーラーの対応状況

ダイハツディーラーは純正パーツとマニュアルに沿った対応が基本のため、カスタム設定や書き換え対応は行わない場合が多くなっています。

それでも「一部販売店で対応できた」とする報告もあり、地域や店舗による対応の差があるようです。設定変更を希望する場合は、複数の販売店に確認してみるのが有効です。

まとめ|ダイハツ純正スターターの限界と対策

ダイハツ純正のエンジンスターターでは、エアコンの温度設定は基本的に25℃固定であり、ディーラーによる変更も公式には対応していません。

どうしても快適性を重視したい場合は、社外品スターターの導入や使い方の工夫が鍵となります。

まずは取扱説明書を再確認し、対応するオプションの有無や代替品を検討することをおすすめします。

[参照] ダイハツ公式|リモコンエンジンスターター機能説明

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