5年落ち(2020年式)の軽自動車ボックスカー、例えばホンダN‑Boxやスズキスペーシアは、10万キロ未満でどれくらいの価格帯になるのか、中古市場の相場を実例を交えて詳しく解説します。
ホンダ N‑Box(2020年式・5年落ち)の価格相場
ナビクルによると、5年落ちのN‑Boxの買取査定相場はおおむね58万円〜140万円程度、走行距離10万km時点では58.3万円~138.9万円となっています。
走行距離が少なければ、2万km以下で78万円〜173万円、4万kmで69.6万〜158万円というデータもあり、距離によって幅があります。実際には、車両状態やグレードによって変動します。[参照]
スズキ スペーシア(2020年式・5年落ち)の相場感
スペーシアも同様に、5年落ち・走行距離10万km時では約41万円〜58万円程度が参考値です。
走行距離2万〜3万kmでは平均約742千円(最高約117.9万円)という傾向もあり、10万km以下ならば一般的に40万〜120万円台で探せる可能性があります。[参照]
走行距離別の目安比較
車種 | 5年落ち/10万km付近 | 走行距離少なめ(2~4万km) |
---|---|---|
ホンダ N‑Box | 約58万〜140万円 | 約70万〜170万円(多くは80万〜150万) |
スズキ スペーシア | 約42万〜58万円 | 約80万〜120万円程度 |
価格差が出る理由とは?
まず、走行距離が少ないと査定額が高くなる傾向が強く、特に2万km以下は良好な価格帯です。また、カスタムモデルの有無やグレード、装備内容、さらに外装・内装の状態や保証の有無などが価格に影響します。
例えば、スペーシアカスタムの2万km以下モデルでは、93.6万〜121.1万円という高値の買取実績も報告されています。[参照]
購入時のチェックポイント
- 走行距離をできるだけ短く(2万~4万kmが理想)
- グレード・カスタムモデルの有無で価格差あり
- 車体の状態、内装の清潔さ、保証の有無を確認
- 複数業者の査定結果から比較するのが安心
まとめ
5年落ち・10万km未満の軽ボックスカーでは、
N‑Box:おおむね58万〜140万円程度、スペーシア:42万〜58万円程度が相場の中心です。
ただし、走行距離が少なく、グレードや状態が良ければ、N‑Boxで70万〜170万円、スペーシアで80万〜120万円台という選択肢も十分可能です。
おすすめは、2万km以下の車両を中心に探しつつ、複数の中古車販売店や査定サイトで比較検討することです。
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