アルファードXグレードで、スマートフォンの画面をフロントディスプレイおよびリアモニターに映せるのか?後付けHDMIキットの導入と操作方法を実例と共にわかりやすくご紹介します。
HDMI後付けキットでスマホ映像を車内に出力できる
40系アルファードXグレードには標準ではHDMI入力端子が装備されていませんが、ビートソニック製HDK04キットを取り付けることで、ナビのディスプレイオーディオにiPhoneやAndroidの映像をHDMIで入力可能になります。
このHDK04は純正9.8インチディスプレイに対応し、センターコンソールのスペアスイッチホールを利用して非加工で端子設置でき、USB電源も内蔵。後席ディーラーオプションモニターへの出力も可能です。
スマホ画面の操作とミラーリング方法
HDMI入力を切替すれば、スマホ画面やFireTV Stick、Netflixなどの映像を表示できます。AndroidはMiracast/Wi‑Fi接続でも使用可能ですが、不安定な場合はHDMI接続が安定した映像出力を実現します。
iPhoneを接続するにはライトニング→HDMIアダプタやHDMIケーブルを利用し、HDK04経由で映像と音声をナビ画面に表示させます。
リアモニターへの映像出力の実例
ユーザー報告によれば、Xグレードナビ裏のHDMIコネクタ(Eタイプ)にHDMIケーブルを挿して実際に認識し、前席・後席どちらのモニターにも映像が出せたと報告されています。
後席モニター出力には、HDMI分配器(IF33Aなど)を用いることで、リアモニターへも同内容を映すことが可能です。
取り付け・操作の際の注意点
ナビ裏のHDMI端子へアクセスするためには、インパネのビスを外すなどの作業が必要ですが、ユーザーからは「素人でも比較的簡単だった」との声もあります。
ただし、走行中は安全のため映像視聴を制限するキャンセラーの導入が必要です。
モデル別の対応まとめ
対象車種 | 対応方法 | 備考 |
---|---|---|
40系アルファード Xグレード | ビートソニックHDK04キット使用でHDMI後付け | 前後とも映像出力可、USB電源付属 |
30系ディスプレイオーディオ車 | AVX02/AVX04+HDMI→RCA変換器でアナログ入力対応 | 配線工夫が必要、画質には注意 |
まとめ
アルファード40系XグレードにHDMIを後付けすれば、スマートフォンの画面をフロントおよびリアモニターに映せます。ビートソニックHDK04キットを使えば比較的容易に設置可能で、iPhoneやAndroidなど各種機器の映像出力に対応。
ミラーリングしたい方向けには、HDMI接続による安定性と音声出力の確保がおすすめ。さらに、分配器やキャンセラーの導入で快適かつ安全な利用環境を整えましょう。
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