リトルカブ社外マフラー交換後の走行中振動の原因と対策ガイド

カスタマイズ

リトルカブに純正から社外マフラーに交換後、排気漏れはないものの速度と共に振動が強くなるというお悩みに応える記事です。実例を交えつつ原因と対策を整理しています。

社外マフラー交換で振動が増えるのはなぜ?

純正マフラーは振動抑制を前提に設計されていますが、社外品だと軽量化や排気性能重視で
振動が直に車体へ伝わりやすくなる傾向があります。特にカブ系ではよく報告される現象です。[参照]

また、金具や支持構造の違いによって共振や共鳴が起きることもあります。

よく見られる原因とその実例

取り付け時のボルト締め付け不良や位置ズレにより、接合部にガタが生じることが多くの事例で指摘されています。走行中、高回転時にそのガタが振動やカラカラ音を発生させるケースも。[参照]

スイングアームピボットやステー取付部分の固定が不均一だと、マフラーに過負荷がかかり振動を増幅します。特にM6やステーステーの均等締付が重要です。[参照]

チェックリスト形式の原因特定と対策

  • ボルト・ナットの締め付けを均等に再トルク確認
  • ガスケット部やスプリング止め部にガタがないか目視&手振れ確認
  • 吊り下げステー/支持構造が正しく装着されているか確認
  • 不要な金属同士の接触や擦れ(共振源)がないか点検
  • 必要に応じて支持ステー追加やダンパ取り付けを検討

対応例:振動軽減に成功した実体験

あるユーザーは、排気漏れは無い状態でもガスケットタイプの接合部でボルトを均等に再締付することで、高回転域でのブルブル振動がほぼ解消されたと報告しています。

また別のケースでは、吊り下げステー位置を微調整してマフラーと車体フレームの接触を回避したことで共振が止まり、振動が抑えられた例もあります。

振動発生箇所ごとの原因と対策まとめ

発生個所 疑われる原因 対策
接合部(ガスケットやスプリング) 締め付け不足・位置ズレ 均等トルクで再締付・位置調整
吊り下げステー周辺 干渉・共振 ステー角度や位置の微調整
軽量マフラー本体 振動吸収力不足 補助ステーや防振ゴムの併用

まとめ

リトルカブに社外マフラーを装着して走行時に振動が出る場合、主な原因は締め付け不良・支持構造のズレ・金属共振にあります。

まずは締め直しと振動箇所の確認を行い、必要に応じて支持構造の位置調整や補強を検討することで、高回転域での振動を効果的に抑えることが可能です。

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