ホンダMTX125(JD05)の燃費はどれくらい?舗装路走行時の実燃費と燃費向上のポイント

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1980年代に登場したホンダの2ストロークオフロードバイク「MTX125(JD05)」は、今なお愛好家の間で根強い人気を誇ります。特に通勤やツーリングでの利用も多く、「燃費は実際どのくらいかかるのか?」と気になる方も多いはず。今回は、舗装道路中心で走行した場合のMTX125の平均燃費や、燃費を良好に保つためのポイントをわかりやすく解説します。

ホンダMTX125(JD05)の基本スペックと燃費傾向

MTX125(JD05)は、124ccの水冷2ストローク単気筒エンジンを搭載したバイクで、軽量で取り回しが良く、トルク感と吹け上がりの良さが魅力のモデルです。

カタログ上の燃費数値は当時非公開であったものの、実際のオーナー報告やレビューを総合すると、舗装路での平均燃費は約22〜28km/Lというのが一般的な範囲となっています。

舗装道路での実走行における燃費実例

舗装路のみで通勤・ツーリングに使った例では以下のような実燃費データがあります。

  • 郊外のバイパス中心:28km/L前後
  • 市街地メイン+信号多め:22〜25km/L
  • 交通量少なめ+50km/h巡航:30km/Lに迫るケースも

特に2ストロークエンジンは回転数によって燃料消費が大きく変わるため、頻繁な急加速・高回転域の使用が多いと燃費は落ちる傾向にあります。

燃費を落とさないためのポイント

MTX125は古いモデルであるため、基本的なメンテナンスが燃費に直結します。以下の点を押さえておきましょう。

  • エアクリーナー清掃:吸気効率が悪いと燃調が濃くなり燃費悪化の原因に
  • プラグの点検・交換:焼け具合が不適切な場合は混合比の見直しも検討
  • チェーンの給油・調整:抵抗が増えると燃費に影響
  • オイルの質:2ストオイルは適正グレードを使用することで燃焼効率が上がる

また、リアキャリアなどを後付けして荷物を積む際は、車重と空気抵抗も増えるため、運転スタイルを意識的に穏やかにすると燃費維持につながります。

混合比が燃費に与える影響とは?

MTX125は分離給油式ですが、オイルポンプの調整状態が適正でないと、オイルが過剰に供給されて白煙が多くなり、結果的に燃費低下やカーボン蓄積の原因になります。

特に社外キャブレターを導入していたり、オイルポンプを交換している場合は、オイル供給量が適正かどうかを定期的に点検しましょう。燃焼効率と耐久性のバランスを考慮することが重要です。

まとめ:MTX125の平均燃費は22〜28km/L、乗り方と整備次第で変わる

ホンダMTX125(JD05)の燃費は、舗装路での通常走行においておおむね22〜28km/Lが目安となります。特に2スト特有の特性から、エンジン回転や燃調、吸排気の状態によって燃費が大きく変化します。

丁寧な整備と安定した走行スタイルを意識することで、古い車両でも十分に燃費の良さを実感できます。今もMTX125に乗り続ける方は、ぜひ自分なりのベスト燃費を目指してみてください。

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