スモークフィルムとリアドライブレコーダーの相性|夜間の映像品質に与える影響とは?

新車

リアドライブレコーダーを取り付けた車にスモークフィルムを貼ると、特に夜間の映像にどのような影響があるか気になる方も多いでしょう。特に最近の車には標準でプライバシーガラスが搭載されており、その違いも含めて確認しておきたいポイントです。本記事では、スモークフィルムの濃さやガラスの種類によってリアカメラの映像にどのような違いが出るのか、詳しく解説します。

スモークフィルムがドライブレコーダーに与える影響

スモークフィルムは紫外線や日差しをカットする一方で、可視光線の透過率も下げてしまうため、カメラの性能次第では夜間の映像が著しく暗くなる可能性があります。

透過率が20%以下の濃いフィルムでは、暗所撮影に強い高性能ドライブレコーダーであっても映像が不鮮明になることが多く、ナンバーや人物の識別が困難になるケースも珍しくありません。

プライバシーガラスとスモークフィルムの違い

プライバシーガラスはメーカー出荷時に採用されている色付きガラスで、可視光線の透過率は約15〜25%程度です。一方、スモークフィルムはそれに追加して貼ることが多く、さらに透過率を下げるため夜間の視認性を悪化させる可能性があります

つまり、プライバシーガラスの状態では「ギリギリ写る」ことが多いですが、さらにフィルムを貼るとほとんど映らない、あるいは真っ暗な映像になることもあります。

ドライブレコーダーの夜間撮影性能の影響

夜間でもある程度明るく撮影できるドライブレコーダーも存在します。STARVIS(スタービス)技術などを搭載したモデルでは、スモーク越しでもある程度の映像記録が可能です。

ただし、カメラ自体の明るさ補正能力を超える遮光がある場合、画面全体が暗くなるか、ヘッドライトの光しか映らなくなることもあります。

スモークフィルムの選び方と注意点

リアガラスに貼るスモークフィルムは、可視光線透過率とIRカット性能のバランスで選ぶのが重要です。ドライブレコーダーの映像品質を確保したいなら、透過率30%以上の製品が推奨されます。

[参照]ウェラーフィルムの解説ページでは、実際の撮影比較や推奨フィルムの紹介もあり参考になります。

実際のユーザー事例から見る影響

例1:30%透過のフィルムを貼った車では、昼間は問題なし。夜間は街灯があればギリギリナンバーが確認可能。

例2:15%透過の濃色フィルムでは、夜間は真っ暗に近い映像になり、録画映像では衝突相手の車種すら不明だったというケースも。

まとめ|夜間の映像重視ならスモーク選定は慎重に

リアドライブレコーダーの性能を最大限に活かしたい場合、スモークフィルムの濃さや種類の選定は非常に重要です。プライバシーガラスの上にさらにフィルムを貼ることで、夜間の映像が極端に劣化する可能性があります。高性能なカメラと明るめのフィルムの組み合わせ、もしくはフィルムなしという選択肢も視野に入れて、安全性を第一に考えましょう。

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