車を所有していると、予期せぬトラブルや困りごとに遭遇することがあります。そんなとき頼れる存在がJAF(日本自動車連盟)です。JAFの会員になるとどのようなメリットがあるのか、具体的なサービス内容と共に詳しく解説していきます。
JAF会員になることで受けられる主なロードサービス
JAF会員は、全国どこでも24時間365日対応のロードサービスを無料で受けられます。これは車の所有状況やメーカーを問わず、誰でも利用できるのが特長です。
- バッテリー上がり:現場でのジャンプスタート対応
- パンク応急修理:スペアタイヤ交換や応急処置
- キー閉じ込み:インロック時の開錠作業
- ガス欠対応:燃料補給(会員はガソリン代のみ実費)
- 故障・事故時のレッカー牽引:15kmまでは無料
例えば旅行中にバッテリーが上がってしまったとしても、JAF会員であれば電話一本で即対応してもらえます。
JAF非会員と会員の対応の違い
非会員でもJAFのサービスを受けられますが、その際には高額な作業料金が発生します。たとえばバッテリー上がりのジャンプスタートでも1万円前後、レッカー移動では距離に応じて追加料金がかかります。
一方で会員であれば、ほとんどのサービスが無料、レッカー距離にも15kmまでは無償対応となるなど、圧倒的に経済的です。
JAF会員ならではの優待・割引特典
JAFのメリットはロードサービスだけではありません。全国の提携施設で利用できる優待特典が多数あります。
- ガソリンスタンドでの燃料割引
- ファミリーレストラン・カフェの会員限定割引
- 遊園地・水族館・映画館の入場料割引
- 旅行代理店やレンタカー会社の割引
例えば、ドライブ中に立ち寄った道の駅でJAFカードを提示することで飲食代が割引になるなど、お得な場面が多々あります。
任意保険のロードサービスとの違い
最近は任意保険にもロードサービスが付帯していますが、対応範囲に制限があることも。たとえば、林道や未舗装の場所では出動不可だったり、年に1回までという回数制限があったりします。
JAFは独立したロードサービス機関なので、保険とは関係なく利用可能。さらに、保険のサービスとJAFを併用すれば、レッカー距離や応急対応の幅が広がり、より安心できます。
JAFの年会費とコストパフォーマンス
JAF会員の年会費は個人会員で4,000円(入会金2,000円)です。一見高く感じるかもしれませんが、年に一度でもトラブル対応を依頼すれば元が取れる計算になります。
さらに、家族会員制度を活用すれば、家族もお得に安心を得ることができます。
まとめ|JAFは「もしも」に備える強い味方
JAF会員になることで、車のトラブル時に安心して対応を依頼できるのはもちろん、日常生活でもさまざまな優待を受けられるのが魅力です。年会費以上の価値を感じられることが多く、特に車をよく利用する人にとっては必須とも言えるサービスです。
「いつか起きるかもしれない」トラブルに備え、JAF会員への加入を検討してみてはいかがでしょうか?
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