クロスカブ110(JA10)の締め付けトルク一覧|整備時に必要な数値を徹底整理

車検、メンテナンス

クロスカブ110(JA10型)の整備にあたって、安全かつ確実に作業を行うには、各部の適切な締め付けトルクを把握しておくことが重要です。本記事では一般的なトルク値を整理し、作業時の注意点も併せて解説しています。

前後ホイール・アクスル関連のトルク

フロントアクスルナットは59 N·m、リアアクスルナットも同じく59 N·mが推奨される締め付けトルクです。

リアスプロケットのナットは32 N·mとなります。これらは一般的なタイヤ交換時の重要トルク値です。:contentReference[oaicite:0]{index=0}

ブレーキ・フォークなど足回りのトルク

フロントブレーキアームナットは10 N·m、フォークキャップボルトは22 N·m、フォークソケットボルトは20 N·mが目安です。

リアブレーキアームナットは10 N·m、リアブレーキストッパーアームナットは22 N·mになることが多く、統一感のある締め付けが可能です。:contentReference[oaicite:1]{index=1}

スイングアームとサスペンション

スイングアームのピボットナットには59 N·m、リアショックのアッパーおよびロアマウントキャップナットはそれぞれ29 N·mが推奨値です。:contentReference[oaicite:2]{index=2}

エンジン・クラッチ関連

オイルドレンボルトはエンジンオイル交換時に締めるもので、指定されるトルクは24 N·m(2.4 kgf·m)とされています。

その他、クラッチやギアのリンク部ボルトやシリンダーヘッド関連の細かな締め付け数値については、サービスマニュアルに記載されている正確な数値を必ず参照してください。:contentReference[oaicite:3]{index=3}

トルクレンチ使用のポイント

締めすぎはネジや部品の破損、緩めすぎは脱落リスクにつながります。各部品に適切なトルクレンチを使用し、指定された数値で締め付けることが整備成功の鍵です。

特に足回りやブレーキ関連は安全に直結しますので、信頼できる情報源(サービスマニュアル)に基づいて作業を進めましょう。

まとめ:JA10 クロスカブの主要締め付けトルク一覧

主な締め付けトルク値を以下にまとめます。整備や点検時の参考にしてください。

部位 推奨トルク
フロント/リアアクスルナット 59 N·m
リアスプロケットナット 32 N·m
ブレーキアームナット(前後) 10 N·m
フォークキャップボルト/ソケット 22/20 N·m
スイングアームピボットナット 59 N·m
リアショックマウントナット(上下) 29 N·m
オイルドレンボルト 24 N·m

※その他の部品の締め付けトルクは、純正サービスマニュアルや信頼できる専門資料でご確認ください。

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