ZZR1100 C型リアサスペンションDIY交換ガイド:工具・手順・注意点まとめ

カスタマイズ

ZZR1100(C型)のリアサスペンションを純正から中古のオーリンズ製に交換したい方向けに、自分でチャレンジする際の工具・作業手順・注意点を体験談ベースでわかりやすく紹介します。

準備と工具の確認

まず必要な工具は、エキゾーストを緩められるレンチ類/ソケット、車体支持用スタンド、ストレーナー、ラチェットセット、スパナ類などです。センタースタンド付きであれば、車体を浮かせるのはセンタースタンド+ジャッキ併用でも可能です。

作業中に不要な負荷を避けるため、リンク部に加重がかからないようにリアホイールを浮かせておくことが重要です。

全体の手順概要

作業は以下の流れで進めます。

  • シート・燃料タンク・テールカウルの取り外し
  • 上部ボルトと下部ボルトの緩め・取り外し
  • オーリンズサスを取り付け/調整
  • 排気管やリンク周りを元に戻してトルク確認

マフラー脱着の有無は車体の干渉状況によりますが、リンクボルトにスペースがない場合はサイレンサーの一部取り外しが必要です。

実例:Mike’s Blogを参考にした交換体験

あるユーザーによれば、リンクアームが狭く、新しいサスが合わなかったため、リンクを機械加工し、ドッグボーンも短縮して対応したとのことです[参照]。

作業に2日ほどかかったと記録されており、特にリンクアームとマフラーの干渉が大変だったという声もあります。

注意したいポイント

・リンクのボルト抜き差し時、排気管とのクリアランスが狭いと脱着が困難になることがあります。

・リンクアームは長さやベアリング寸法に調整が必要な場合があり、穴寸法の微調整(グラインダーやドリル使用)も想定しておくと安心です。

・締め付けトルクやプレロード設定はサービスマニュアル記載値を遵守してください。

経験者からのアドバイス

  • 作業に慣れていない場合は、まずリンク部のみ外して動きを確認して慣れた上で全交換に進む方が無難です。
  • 予備部品や交換用リンクを用意しておくと、加工失敗時のリカバリが容易になります。
  • 整備途中で困った場合でもプロに預けられる体制があるのは大きな安心材料です。

まとめ

ZZR1100 C型のリアサス交換は、マフラー・リンク部・排気干渉など注意点が多い一方で、正しい工具と手順、準備さえ整えばDIYでも可能な内容です。特にリンク部の取り外しに際してはクリアランスや寸法に注意し、必要に応じて加工も検討してください。

作業に自信がない部分はプロの対応を保険にしつつ、まずは部分的なバラしから始めて徐々にステップアップするのが安全で確実です。

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