XJR1300にFCR39キャブレターを取り付けている際、アクセルを開けた際にガソリンがスロージェットから漏れる問題に悩まされている方が多いです。今回はその原因と対策について詳しく解説します。
原因の可能性
スロージェットからのガソリン漏れは、いくつかの原因が考えられます。まず、ニードルバルブやバルブシートを新品に交換したにも関わらず漏れが続く場合、ガソリンの供給量が多すぎる可能性があります。アクセルを開けることで急激なガソリン供給が行われ、スロージェットがその供給量に追いつかない場合、漏れが発生することがあります。
キャブレターの状態確認
また、キャブレター自体に微細な異常がある場合も考えられます。例えば、キャブレター内のスロージェットの汚れや詰まり、もしくは組み立て時の誤操作が原因で正常に機能していない可能性があります。分解清掃を行った際に、パーツの取り付けミスがあったり、ゴミが残ったりしていることがよくあります。
対策方法
まずは、ニードルバルブやバルブシートの交換後、バルブがしっかり閉じているかを再度確認することが重要です。バルブがきちんと閉じていない場合、常にガソリンが供給されることになり、スロージェットからの漏れが発生します。さらに、キャブレターの組み立て時に正確に組み立てられているかも確認しましょう。
アクセル開度に対する影響
アクセルを開けた際にガソリンが漏れる原因として、アクセル開度に応じたガソリン供給の変動が原因となることがあります。強くアクセルを開けることで、急激にガソリン供給が増え、その分漏れやすくなる可能性があります。ガソリン供給の調整を行い、漏れを防止することが求められます。
まとめ
XJR1300のFCR39キャブレターでガソリンが漏れる問題は、いくつかの原因が考えられます。ニードルバルブやバルブシートの交換後でも漏れる場合は、キャブレターの組み立てや調整に問題があることが多いです。細かい部分を確認し、適切な調整を行うことで問題を解決できる可能性があります。再度の分解清掃や調整を行い、原因を突き止めて改善しましょう。


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