カワサキロビンEH65エンジンを搭載した乗用草刈機で燃料消費が増え、パワーダウンが感じられる場合、キャブレターのセッティングや燃調に問題があることがあります。このような症状にはいくつかの原因が考えられ、適切な調整が必要です。この記事では、EH65エンジンの不調に対する一般的な原因とその解決方法について解説します。
EH65エンジンの症状と原因
あなたのロビンEH65エンジンで発生している症状(アイドリングの正常、アクセル開度に対する反応の遅れ、黒煙、アフターファイヤー、吹け上がりの遅れなど)は、主に燃調が濃すぎることによるものと考えられます。特に、アクセルを一気に開けた際にエアクリーナー部で「ガボ!」という音がするのは、燃料供給が急激に増加し、空気との混合比が適切でないためです。
また、プラグに煤が付着しているという点も、燃調が濃いサインです。燃料が多すぎると、燃焼が不完全になり、煤や黒煙が発生します。
キャブレターのチェックポイント
キャブレターの分解時にワニス等の付着がなく、エア通路も閉塞していないということですが、キャブレターの内部やジェットの調整が適切でない可能性があります。まず、キャブレターのスロージェットが正しく設定されているか確認してください。通常、スロージェットの調整は、アイドリング時の燃料供給に関わるため、この部分が適切でないと、エンジンのレスポンスに影響を与えます。
また、チョーク弁の開閉が正常であっても、混合比を調整するための細かい設定が必要な場合があります。キャブレターを完全に清掃し、全ての通路やジェットに異物がないか再確認してみてください。
燃調の調整方法
燃調が濃い場合、主にメインジェットやスロージェットのサイズが影響しています。EH65エンジンの場合、メインジェットやスロージェットの適切なサイズ選びが不可欠です。ジェットのサイズを少し小さめにすることで、混合気が薄くなり、黒煙やアフターファイヤーを防ぐことができます。
もし、キャブレターのジェットを変更しても症状が改善しない場合、燃料供給の問題やエアフィルターの詰まりなども考慮する必要があります。エアクリーナーのフィルターが詰まっていると、必要な空気の供給ができず、燃料が濃くなりがちです。
キャブレター交換の必要性
キャブレターを分解しても改善が見られない場合、最終的にキャブレターの交換を検討する必要があります。ただし、キャブレター交換の前に、ジェットの調整や清掃をしっかりと行い、他の部品(エアフィルター、ガソリンの品質)にも問題がないか確認することをおすすめします。
キャブレター交換が必要になる場合も、純正の部品や互換性のあるキャブを使用することが重要です。適切なキャブレターに交換することで、エンジンの性能を取り戻すことができます。
まとめ
カワサキロビンEH65エンジンのパワーダウンや燃料消費の増加は、主に燃調が濃すぎることが原因です。キャブレターの調整や清掃をしっかり行い、スロージェットやメインジェットのサイズ調整を行うことで、症状を改善できることが多いです。もし調整が難しい場合は、キャブレターの交換も選択肢に入れましょう。適切なセッティングで、エンジンの性能を最大限に引き出しましょう。

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